プリントサイズナビ
Wordの表内計算

Wordの表で数量を合計する|SUM(ABOVE)と更新忘れの確認

出典確認日 2026-10-03 · 条件と適用範囲を明示

Wordの表の末尾に数量の合計を出すなら、計算式の `=SUM(ABOVE)` を使えます。ただし、表の数字を直しただけで表示結果も更新されたと思い込まないことが大切です。WindowsのMicrosoft 365デスクトップ版で、結合セルのない単純な数量表を扱います。

数字の列と合計欄を、最初に分ける

作業用コピーに「項目」「数量」の2列を作り、見出しの下に「受付用・12」「案内用・8」「予備・0」を入れます。最後の行は左を「合計」、右を空欄にします。数量欄には数値だけを入れ、単位は見出しで示すと照合しやすくなります。

この例の0は、予備がないと確認できた値です。Microsoftは式に含む空欄へ0を入れる注意を示していますが、数量が不明な欄を、計算を通すためだけに0へ置き換えないでください。未確定なら先に確認し、完成した合計として配布しません。

空の合計セルへSUM(ABOVE)を入れる

末尾の右側のセルをクリックし、表を選ぶと現れる[テーブル レイアウト]の[データ]にある[計算式]を開きます。文書全体の余白を変える[レイアウト]ではありません。計算式欄を `=SUM(ABOVE)` にして確定します。

ABOVEは、計算式を置いたセルより上の値を参照する指定です。今回のように数量が縦に並ぶ例では、期待する合計は20です。式の方向がLEFTなどになっていないか、合計を入れたセルが数量列の末尾かを確認します。

数量を変えたら、表を選択して更新する

案内用の8を11へ変えます。合計が古い表示のままでも、その数字を手入力で23へ上書きするのではなく、計算フィールドを更新します。表全体を選択してF9を押すと、その表の計算式を更新できます。

Wordの計算式はフィールドです。式を挿入したときや文書を開いたときにも計算されますが、配布直前には変更後の値を照合します。Ctrl+AとF9は文書内のほかのフィールドも対象にするので、表だけを直したい場面では更新対象を分けて扱います。

この数量表での計算上の期待値
確認する版受付用案内用予備合計
変更前128020
案内用を変更・式を更新後1211023

合計だけでなく、含める行を確認する

行を追加した場合や途中へ別の小計を入れた場合は、「上にある数値を足す」という条件でよいかを見直します。式が表示できたことだけで、集計したい明細と参照範囲が一致したとは判断しません。複雑な条件別集計まで、この例をそのまま広げないようにします。

仕上げは12、11、0と23を別に足し合わせて確認し、保存してから実際に配るPDFや印刷プレビューを開きます。表の右端や合計行の欠けも読みます。元の数量を直した後は、以前作ったPDFの数字も変わったと思わず、出力し直してください。

あわせて確認する

参考資料

  1. Microsoft:Use a formula in a Word table

    https://support.microsoft.com/en-us/word/use-a-formula-in-a-word-table

    確認日:2026-10-03

    Windows Microsoft 365の結合なし数量表。20/23は自作算術例。未知数量を0としてよいという根拠ではない。

出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。