プリントサイズナビ
Officeの印刷準備

Wordの表の見出し行を次ページでも繰り返す|手動改ページに注意

出典確認日 2026-09-26 · 条件と適用範囲を明示

長い表の2ページ目から「この数字は何の列か」が分からなくなる場合は、表の先頭行を見出しとして繰り返します。各ページへ同じ文字を貼り直す方法ではありません。ただし、表の途中に手動の改ページを入れた場合は繰り返されないため、設定だけでなく表の分かれ方も確認します。ここではWindowsデスクトップ版Wordを扱います。

繰り返すのは、表の先頭から続く見出し行

例えば「品名・数量・単価・金額」が並ぶ一覧なら、この列名を次ページにも出すと読み間違いを防ぎやすくなります。表の前にある文書タイトルや、ページ上部のヘッダーとは区別してください。設定する対象は表の中の行です。

繰り返したい行を選ぶときは、表の最初の行を含めます。見出しが2段なら、その2行をまとめて対象にします。途中にある1行だけを選んで先頭の見出しとして繰り返すつもりにならないことが大切です。

「タイトル行の繰り返し」を設定する

対象の行を選択し、表を選んだときに現れる「テーブル レイアウト」の「データ」から「タイトル行の繰り返し」(Repeat Header Rows)を選びます。本文全体の余白を設定する「レイアウト」ではなく、表の操作用タブを探してください。

別の入口として、対象行を右クリックして「表のプロパティ」を開き、「行」タブの「各ページにタイトル行を表示する」を有効にする方法もあります。表示名が少し異なる環境では、表の行を各ページの先頭に繰り返す項目であることを確認します。

出てこないときは、手動改ページと別の表を確認する

この機能が働くのは、長い表が自動的な改ページで次ページへ続く場合です。表の内部へ手動の改ページを挿入すると、見出しは繰り返されません。途中でページを送るために改ページを入れた覚えがあるなら、原稿のコピーでその箇所を見直します。

また、Wordの「表の分割」で分けたものは、二つの表です。最初の表だけの設定を後ろの表にも効く前提で扱わず、それぞれの先頭を確認してください。別表にする意図があるなら、その構成は保ち、後ろの表にも必要な見出しを用意します。

見出しの修正は、最初のページで行う

繰り返された見出しは、印刷レイアウト表示や印刷時に確認できます。別の表示モードで見えないことだけを理由に、設定に失敗したとは決めないでください。次ページを確認するときは、表の下端だけでなく、そのページの先頭まで表示します。

見出しの文字を直すときは、最初のページの見出しを編集します。後続ページの繰り返し部分は直接変更する場所ではありません。例えば「単価」を「税込単価」に変えたら、後続ページでも新しい表記になったかを見ると、コピーを貼り並べた表との違いも確かめられます。

ページの境目で、見出しとデータを一緒に点検する

最後は、1ページ目の末尾と2ページ目の先頭を並べて確認します。列名が出ているだけでなく、見出しをデータの1行と読み違えないか、必要な行が抜けたり二重になったりしていないかも見ます。見出しを増やした結果、ページ数が変わっていないかも確認しましょう。

PDFで配る場合は出力後のPDFでも同じ境目を開き、紙で配る場合はその2ページを試し刷りします。目的は「設定をオンにした」ことではなく、途中のページから読んでも各列の意味が分かる表にすることです。

あわせて確認する

参考資料

  1. Microsoft:Repeat table header on subsequent pages

    https://support.microsoft.com/en-us/word/repeat-table-header-on-subsequent-pages

    確認日:2026-09-26

    Windowsデスクトップ版Word。表全体を1ページに収める方法ではない。

  2. Microsoft:Split a table in Word

    https://support.microsoft.com/en-us/word/split-a-table-in-word

    確認日:2026-09-26

    別表と一つの表の継続の区別だけ。表の自動結合手順を新造しない。

出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。