Wordの見出しだけがページ末尾に残るときは?本文と一緒に送る方法
見出しだけが前のページに残るときは、見出しの段落に「次の段落と分離しない」を設定します。見出しと本文のつながりを保つ設定であり、文書全体を改ページしない設定ではありません。Windowsのデスクトップ版Wordを例に、似た設定との違いと、余白が増えた場合の戻し方を確認します。
まず、離れているのが見出しと本文なのかを確認する
見出しが前のページの最終行、説明文が次のページの先頭にあるなら、別々の段落を同じページへ保つ設定が合っています。複数行の本文が途中で分かれる問題とは分けて考えます。
たとえば「提出方法」という見出しと、その直後の説明の出だしを一緒に読みたい場合です。目標は章全体を1ページへ詰め込むことではなく、見出しだけを取り残さないことです。
見出し側の段落に「次の段落と分離しない」を設定する
対象の見出しを右クリックして「段落」を開き、「改ページと改行」のタブで「次の段落と分離しない」を選び、確定します。「ホーム」の段落グループにあるダイアログ起動ボタンから開く方法でも構いません。英語表示ではKeep with nextです。
設定するのは、後ろの本文と一緒にしたい見出し側です。まず見出し1つだけを変更し、印刷プレビューで本文との位置関係を見ます。Web版やMac版の画面に、このWindows版の操作経路をそのまま当てはめないでください。
「段落を分割しない」「段落前で改ページする」との違い
似た項目をまとめて有効にすると、何がページ送りを変えたのか分からなくなります。困っている単位に合わせて選びます。
| 目的 | 設定 | 対象 |
|---|---|---|
| 見出しと次の本文を離さない | 次の段落と分離しない(Keep with next) | 隣り合う段落 |
| 1つの段落の行を途中で分けない | 段落を分割しない(Keep lines together) | その段落内の行 |
| その見出しを必ず新しいページから始める | 段落前で改ページする(Page break before) | その段落の直前 |
| 段落の先頭・末尾の1行だけが別ページへ残るのを避ける | Widow/Orphan controlに相当する項目 | 段落の先頭・末尾の行 |
下に大きな空きができたら、まとめる範囲を小さくする
見出しと本文の出だしを次のページへ送ると、前のページの下部には空きができます。その空きだけで失敗とは判断しません。読み始めに必要な組み合わせを保てているかを先に見ます。
必要以上に大きく空く場合は、見出しだけでなく、続く本文にも「次の段落と分離しない」を連続して設定していないか確認します。また、長い本文に「段落を分割しない」を併用していないか見直します。章全体を無理にひとまとまりにせず、対象の段落から不要な設定を外して比較してください。
1ページを超える分量を、これらの設定だけで同じページへ収めることはできません。長い説明は自然な区切りで段落を分けるなど、内容の構成も見直します。
空行で押し出さず、前後のページで仕上がりを照合する
Enterを繰り返して空の段落を挟む方法は、文章の追加や削除で位置を直し直すことになります。段落間を広げたいだけなら段落の間隔を調整し、必ず新しいページから始めたい場合は、目的に合った改ページ設定を使います。
変更後は「ファイル」→「印刷」で対象のページと次のページを確認します。見出しと説明の出だしが同じページにあること、本文が欠けていないこと、後ろの見出しまで意図せず大きく移動していないことを照合してから保存します。
次に確認すること
まず問題のある見出し1つで設定を試し、前後2ページの並びを確認してください。表の1行が割れる問題や不要な白紙は、段落の見出しとは別の原因として切り分けます。
あわせて確認する
参考資料
- Microsoft:Keep text together in Word
https://support.microsoft.com/en-us/word/keep-text-together-in-word
確認日:2026-09-23
デスクトップWord。記事の操作はWindowsを対象。Web/Macの同一UIは主張しない。
- Microsoft:Use Line and Page Breaks settings in Word
https://support.microsoft.com/en-us/word/line-and-page-breaks
確認日:2026-09-23
掲載対象Word Microsoft 365/2024/2021/2019。日本語UI訳の不自然な自動翻訳は転記せず英語項目名を併記。
出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。