Wordの本文へリンクで移動する|ブックマークと移動先を確認する
長い案内文で「申込方法はこちら」から本文の説明へ移動できるようにしたい。Wordでは、行き先にブックマークを付け、同じ文書内のリンクから呼び出せます。WindowsのMicrosoft 365デスクトップ版で、通常の本文を移動先にする手順です。
リンクにする文字と、実際の行き先を分ける
作業用の文書で、冒頭に「申込方法を確認する」、後ろの本文に「申込は受付で行います。」という説明を用意します。前者がリンク元、後者が行き先です。説明文は架空の例で、申込を送信するボタンを作るわけではありません。
今回は見出し一覧を自動生成するのではなく、本文の特定箇所を指します。ブックマークは文書内の位置を識別する目印です。印刷ページの番号を固定する名前と考えず、何の説明へ移動するのかで名前を決めます。
本文の説明を選び、ブックマークを付ける
「申込は受付で行います。」の文字を選び、「挿入」→「ブックマーク」を開きます。名前を `application_info` として「追加」を選びます。簡略表示のリボンでは、挿入タブの省略メニュー内に項目がある場合もあります。
ブックマーク名は文字で始め、空白を入れません。単語を区切るならアンダースコアを使えます。ここでは英字の名前を使い、表示する日本語の案内文とは分けます。似た名前の既存の目印を誤って選ばないようにしてください。
冒頭の案内から、同じ文書内の目印へつなぐ
冒頭の「申込方法を確認する」を選び、「挿入」→「リンク」を開きます。リンク先の種類で「このドキュメント内(Place in This Document)」を選び、一覧の `application_info` を指定して確定します。
外部サイトのURLや別のファイル名を入力する必要はありません。表示文字が青くなっただけで完成とせず、選んだ目印が申込説明のものかを確認します。リンク元の日本語と内部の目印名が違っていても、役割を区別できていれば問題ありません。
動かないときは、リンク元と目印を別々に調べる
既定の編集画面ではCtrlを押しながらリンクをクリックし、申込説明へ移動するか試します。期待する位置へ行かなければ、Ctrl+Gでジャンプの画面を開き、「ブックマーク」から `application_info` を選んで移動先だけを確認します。
目印への移動は正しく、リンクからだけ違う場所へ行くなら、リンクを右クリックして編集し、指定先を見直します。目印そのものが違う場合は、その登録位置から確認し直します。本文全体を作り直す前に、この二つを切り分けます。
電子版の移動と、紙で読める案内を両方確かめる
文書を保存して開き直し、冒頭から説明へ移動できるか再確認します。説明箇所の文章を編集・移動した後も同じ確認を行います。試験中のリンクが一度動いたことだけで、その後の変更もすべて追従したと判断しないでください。
紙に出す案内ではクリックできないので、「申込方法」という節名など、読んで探せる情報も残します。PDFで配布する場合は、作成したPDF側でも別に移動先を確認します。Word内の成功だけを、別形式でのリンク保持の証拠にはしません。
次に確認すること
リンク元とブックマークの移動先を別々に確認し、保存後のDOCXと実際に配布する形式でも案内が通じるか確かめます。
あわせて確認する
参考資料
- Microsoft:Add or delete bookmarks in a Word document or Outlook message
https://support.microsoft.com/en-us/word/add-or-delete-bookmarks-in-a-word-document-or-outlook-message
確認日:2026-10-03
WindowsデスクトップWord内の本文位置。PDFへの引継ぎやページ番号更新は別確認。
- Microsoft:Create or edit a hyperlink
https://support.microsoft.com/en-us/word/create-or-edit-a-hyperlink
確認日:2026-10-03
同一DOCX内の文字リンクだけ。外部送信や他文書・PDFの動作は範囲外。
- Microsoft:Remove or turn off hyperlinks
https://support.microsoft.com/en-us/word/remove-or-turn-off-hyperlinks
確認日:2026-10-03
既定動作の説明だけ。設定変更・全フィールド解除は採用しない。
出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。