写真立てに入れると端が隠れるのはなぜ? 外寸・収納サイズ・窓寸法の違い
印刷した写真には顔も文字も残っているのに、写真立てへ入れると端が隠れる。これは印刷時のトリミングではなく、フレームや窓あき台紙が写真に重なっている可能性があります。確認するのは写真サイズだけではありません。「外寸」「収納できる寸法」「正面から見える窓」の三つを分けて見ます。
外寸は置き場所、収納サイズは紙、窓寸法は見える範囲
外寸はフレーム全体が占める大きさです。写真をその寸法で印刷するための数字ではありません。収納サイズや内寸は、内部に収まる紙の大きさを確認する手掛かりですが、写真サイズとは別に余裕を持たせてある場合もあります。正面から見える範囲は、窓寸法やマット窓寸法を確認します。
たとえばラドンナのNP06-2Lは、公式の仕様表で外寸・内寸・窓寸を別々に記載し、マットペーパー使用時の窓も分けています。「2L用」という名称だけでは、写真の全範囲が見えるかどうかは分かりません。
この節の参照:ラドンナ(Toffy公式)
中央に置く仮定なら、隠れる量は差の半分
下表は計算専用の例です。横127×縦178mmの写真を、横115×縦166mmの窓の中央に置くと仮定します。左右は(127−115)÷2=6mmずつ、上下も(178−166)÷2=6mmずつが窓の外になります。
実物の固定位置や遊びによって左右対称にならない場合があるため、6mmを全製品の安全距離にはしません。写真を窓より少し大きくして裏側で支える構造では、窓と同じ大きさに切ると固定しにくくなることも考えられます。固定方法は製品の説明と実物を優先します。
| 方向 | 写真の寸法 | 窓の寸法 | 片側が隠れる量 |
|---|---|---|---|
| 横 | 127mm | 115mm | 6mmずつ |
| 縦 | 178mm | 166mm | 6mmずつ |
重要な要素を、紙の端ではなく窓の内側に置く
顔、手書きの日付、写真の隅の文字などが重要なら、窓に相当する範囲を原稿の上に仮置きして見ます。被写体を移動する、写真を少し小さく配置した台紙を作る、窓の違うフレームを使う、といった選択肢を比べてください。
写真の外周に白フチを加える場合も、白フチ自体が窓に隠れることがあります。「白フチ5mmだから見える白フチも5mm」とは限りません。印刷用データのフチと、額装後に見えるフチは別の寸法です。
マットを使うか外すかで、見る窓を間違えない
窓あきの台紙が付いている場合、マットありとなしでは見える範囲が変わります。公式仕様に両方の窓があれば、実際に使う組み合わせの寸法を選びます。NP06-2Lのように、マット使用時は複数の小さい写真を入れる設計の例もあります。
寸法が掲載されていない場合は、内寸から窓寸法を推測せず、実物を測るかメーカーへ確認します。透明部分があるフレームや余白を見せる額装など、構造が違うものへ同じ計算を一律には当てはめません。
この節の参照:ラドンナ(Toffy公式)
印刷前に紙の模型で、最後は実物への仮合わせで確認する
注文前なら窓の大きさを紙で再現し、印刷候補に重ねて確認すると、写真の端がどう見えるかを検討できます。フレームが手元にあれば、最初の1枚を切りすぎない状態で仮合わせし、顔や文字が残ることを確認します。
本サイトの写真配置計算機が扱うのは、印刷枠への配置です。物理的なフレームの押さえや、実際の固定位置を解析するものではありません。印刷時の切り取りがゼロでも、額装後の欠けがゼロになるとは限らない点を最後に確かめてください。
次に確認すること
外寸ではなく、写真の収納サイズと使用する窓の寸法を確認します。重要な部分が窓の内側に残るかを仮合わせしてから、最終の印刷や切り取りを行います。
出典と前提
出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。