A4にL判写真を4枚並べたい|切った後も89×127mmにする配置の考え方
「A4に写真を4枚印刷」と「L判の写真を4枚作る」は同じではありません。単なる4分割では、1枠の大きさが用紙や余白に応じて変わるからです。切った後の写真を89×127mmにしたいなら、まず1枚の寸法を固定し、その大きさで何枚並ぶかを確認します。
先に決めるのは、用紙ではなく切った後の1枚
この例のL判は89×127mmです。写真そのものに白フチを付ける場合は、「写真が見える範囲」と「白フチを含む切り取り寸法」のどちらをL判にしたいかも先に決めます。ここでは白フチを付けず、切り取る外形を89×127mmにする例を扱います。
A4の1ページを四等分した枠は、余白ゼロでも105×148.5mmです。これはL判ではありません。印刷ソフトの「4枚」「4面」という枚数だけを選んで安心せず、幅と高さを指定できるかを確認します。
余白と切るための隙間を、別々に引いて計算する
A4の四辺に5mmずつ確保すると、使える範囲は200×287mmになります。写真同士を3mm離す例なら、89×127mmを2列×2段にした全体は、横89×2+3=181mm、縦127×2+3=257mmです。この仮定では4枚が収まります。
3mmは今回の配置例であって、必須の切り取り間隔でもソフトの初期値でもありません。切り取り線や実際の印刷不可領域まで含めて収まる必要があります。単純に向きをそろえる格子配置の比較であり、混在配置を含む最大枚数の証明でもありません。
| 1枚の向き | 配置 | 写真全体の外形 | この例の枚数 |
|---|---|---|---|
| 89×127mm | 2列×2段 | 181×257mm | 4枚 |
| 127×89mm | 1列×3段 | 127×273mm | 3枚 |
寸法を設定できる機能で、写真の幅・高さと枠数を指定する
一例として、キヤノンEasy-PhotoPrint Editorの「カスタムフレームサイズ」では、用紙、単位、四角形の幅・高さ、枠の数を設定できます。切り取り線の印刷も用意されています。使うプリンターやソフトの対応条件を確認したうえで、A4用紙と写真の寸法を別々に設定します。
同機能の「余白」は、切り取った写真の周囲にできるフチを指定する項目です。写真同士の隙間3mmを入力する欄だと読み替えないでください。上の計算例が、そのままソフトで同じ位置に自動配置されることまでは保証していません。
この節の参照:キヤノン
4枚入ったかより、切り取り線間の実寸を測る
写真を入れたら、顔や文字が枠から切れていないかを各写真で確認します。画像の縦横比とL判の比率が異なる場合の切れ方は、1枚ごとの問題です。配置全体がA4に収まっただけでは、写真の端まで残っているとは限りません。
最初は試し刷りして、切り取り線の間隔が89mmと127mmになっているかを測ります。全体が小さくなっていれば、用紙に合わせる縮小などが入っていないか確認します。寸法が合うことを確認してから本番の用紙へ進み、実際の線に沿って切り離します。
この節の参照:Adobe
次に確認すること
1枚の仕上がり寸法を89×127mmに固定し、外周余白と隙間を考えて配置します。試し刷りで切り取り線間を測り、4枚とも被写体が残っているかを確認してください。
出典と前提
出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。