LibreOffice Drawで図形を動かすと線が離れる|コネクターと接着点を確認
フロー図の箱を動かしたら線だけ取り残された場合、線の端が図形に接続されているかを確認します。見た目で触れているだけの線と、接着点につながったコネクターは区別します。LibreOffice 26.2 Helpに基づき、Drawで二つの図形をつなぐところから点検する方法です。
箱二つと、つなぐ意味を先に決める
例として「受付」と「確認」の二つの長方形を用意します。受付から確認へ進む流れを示す図です。先に図形を置き、どちらからどちらへつなぐかを決めます。線を先に大量に描いてから、後で意味を合わせないようにします。
DrawとImpressでは、図形の接着点へコネクターを取り付けられます。既定の接着点の位置は図形により異なるので、すべての図形に同じ点数・同じ位置があると決めつけません。今回の単純な長方形から確認します。
接着点から接着点へドラッグする
コネクターのツールを選び、最初の図形にマウスポインターを重ねると接着点が表示されます。塗りのない図形では輪郭付近で確認します。「受付」側の接着点から「確認」側の接着点へドラッグして離します。
途中で何もない場所へ離すと、そこまで線は描けても、その端は図形へ接続されていません。図形の近くに線の先があることだけで完了にしないようにします。普通の線を重ね直す前に、両端の接続先を確かめてください。
箱を一つずつ動かして接続を確かめる
接続済みのコネクターは、図形を移動しても接続を保ちます。そこで「確認」の箱だけを少し動かし、次に「受付」の箱も動かして、両端が付いてくるかを確認します。線も箱もまとめて選んで動かすだけでは、接続そのものの確認にはなりません。
片側だけ離れる場合は、その端点を接着点へつなぎ直します。コネクターの端を別の場所へドラッグすると接続を外せるので、配置を直している途中に外していないかも確認します。動かした後は元の位置へ戻すか、新しい配置に合わせて線の経路を読み直します。
必要な場合だけ接着点を追加する
既定の接着点では線が文字を横切るなど、目的の場所へつなげにくい場合があります。そのときは[編集]→[接着点](Edit → Gluepoints)を開き、接着点の挿入を使います。対象の図形を選んでから必要な位置へ追加します。
公式ヘルプでは、塗りのある図形は内部をクリックでき、塗りのない図形では輪郭へ接着点を入れる手順が示されています。点を増やすほど良いわけではありません。既定の点と箱の配置変更で分かりやすくなるなら、まずその単純な構成を試してください。
矢印と印刷時の読み順を仕上げる
受付から確認への方向を示すなら、終点に矢印を付けるコネクターの種類を選び、矢印が確認側にあることを確かめます。線が箱に付いていることは、流れの意味が正しいことの証明ではありません。二つの箱を逆につないでいないか、文言と一緒に読みます。
配置を変えた後は、線が別の文字や箱を横切っていないか、交差が別の接続に見えないかを点検します。最後に配布する大きさのプレビューやPDFで、矢印の向きと箱の文字を追ってください。接続の維持と、紙で読みやすい図にする判断を分けることが大切です。
次に確認すること
コネクターを両方の図形の接着点へつなぎ、箱を一つずつ動かして確かめます。配置を決めた後に矢印の向きと交差を読み直し、配布サイズでも流れを追えることを確認してください。
あわせて確認する
参考資料
- The Document Foundation:Using Gluepoints
https://help.libreoffice.org/latest/en-US/text/simpress/guide/gluepoints.html
確認日:2026-10-03
両アプリの適用は本文で明記される。図形ごとの点数を一律に固定しない。
- The Document Foundation:Connectors
https://help.libreoffice.org/latest/en-US/text/simpress/02/10100000.html
確認日:2026-10-03
接続維持と意味・経路の読みやすさは別。印刷図の自動品質保証ではない。
出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。