Excelを五十音順ではない順序で並べる|ユーザー設定リストで配布表を整理
「受付前→受付済→確認済」の順に一覧を印刷したいときは、文字の昇順ではなくユーザー設定リストを使えます。並べる順番そのものを登録して選ぶ方法です。Windowsのデスクトップ版Excelで、見出しがあり、一行が一件の情報になっている通常の一覧を扱います。
先に、一覧の分類と希望する順番を決める
たとえば申込一覧を「受付前」「受付済」「確認済」の順で並べたいとします。これは文字の読み順ではなく、作業で確認したい順序です。元データに「受付済み」など別表記が混ざっていないか調べ、同じ状態なら表記をそろえます。
登録した分類に含まれない値や空欄も確認します。順序を指定する機能は、曖昧な分類を自動で正しく直す機能ではありません。今回は担当や件数を抽出して減らすのではなく、残す行はそのまま、読む順番を変える作業です。並べ替え前のコピーも残しておきます。
希望する順番を、ユーザー設定リストへ登録する
空いている場所に、希望する分類を一列に一つずつ、並べたい順で入力します。その範囲を選び、[ファイル]→[オプション]→[詳細設定]の[全般]にある[ユーザー設定リストの編集]を開きます。取り込む範囲を確認し、[インポート]で登録します。
リストの順序を見直し、先頭と末尾が目的どおりかを確認して閉じます。登録した順番は、今回の業務に合わせた例であり、状態の進み方を自動判定するものではありません。用語を変更したら、表の値と登録リストの両方を照合してください。
一覧全体を対象に、並べ替えの順序へ指定する
見出しを含む一覧全体を選び、[データ]→[並べ替え]を開きます。先頭行が見出しであることを確認し、並べ替える列に状態などの分類列を指定します。[順序]で[ユーザー設定リスト]を選び、先ほど登録したリストを指定して実行します。
分類列だけを選んで単独に並べ替えると、氏名や申込番号などとの対応を崩す原因になります。一行を一件として保つことを優先し、選択範囲が途中で切れていないか確認します。同じ分類の中でも特定の順番が必要なら、受付番号などを次の並べ替え条件として明示します。
並び順だけでなく、番号と内容の組み合わせを見る
実行後は、分類の切り替わりを確認します。「受付前」の最後の次が「受付済」になっているか、見慣れない表記や空欄が紛れていないかを見ます。画面の上数行だけで判断せず、一覧の末尾まで確認してください。
申込番号など変わらない識別子を使って、元の一覧と氏名・状態の組み合わせを照合します。件数が同じでも列の対応がずれている可能性は残ります。印刷プレビューでは、分類がページの境目で変わる箇所と見出し行も確認し、途中の紙から読んでも内容が分かる形に整えます。
別のパソコンでも、実際の設定を確認して使う
ユーザー設定リストはパソコン側に保存されます。一方、並べ替えに使ったリストはブックにも保存され、別のパソコンで開いたときは並べ替え画面から利用できます。そのリストが、相手のExcelの一般設定や連続データ入力へ同じように登録されたとは限りません。
引き継ぐ場合は、希望する分類順を短く記しておきます。相手の環境で並べ替えをやり直した結果と、最終の印刷物を確認してください。現在の行順が合っていることと、次回も同じ条件で並べられることを、別々に確かめるためです。
次に確認すること
分類名をそろえて希望順を登録し、一覧全体へ適用します。分類の境目、未登録の表記、識別番号と内容の対応を確認してから印刷してください。
あわせて確認する
参考資料
- Microsoft:Sort data using a custom list
https://support.microsoft.com/en-us/excel/sort-data-using-a-custom-list
確認日:2026-10-02
記事で採用した操作・条件に限定。Issue #40の証拠境界を継承する。
- Microsoft:Sort data in a range or table in Excel
https://support.microsoft.com/en-us/excel/sort-data-in-a-range-or-table-in-excel
確認日:2026-10-02
記事で採用した操作・条件に限定。Issue #40の証拠境界を継承する。
- Microsoft:Create or delete a custom list for sorting and filling data
https://support.microsoft.com/en-us/excel/create-or-delete-a-custom-list-for-sorting-and-filling-data
確認日:2026-10-02
記事で採用した操作・条件に限定。Issue #40の証拠境界を継承する。
出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。