A4の印刷に必要なピクセル数は? 300ppiだけで決めない計算方法
A4は210×297mmです。必要なピクセル数は「mm÷25.4×指定ppi」で求めます。ただし、300ppiという数字だけで印刷の仕上がりを保証することはできません。先に印刷先の入稿条件を確認し、その条件に合わせて両辺の画素数を決めましょう。
数値で確かめる
| 目標ppi(例) | 必要px(横 × 縦) |
|---|---|
| 150 ppi | 1,241 × 1,754 |
| 200 ppi | 1,654 × 2,339 |
| 300 ppi | 2,481 × 3,508 |
| 350 ppi | 2,894 × 4,093 |
| 配置 | 実ppi | 余白(片側ずつ) | 切れる元画像(片側ずつ) | 面積カット |
|---|---|---|---|---|
| 全体を残す | 362.9 ppi | 左右 0.00 / 上下 8.50 mm | 左右 0.0 / 上下 0.0 px | 0.00 % |
| 枠を埋める | 342.1 ppi | 左右 0.00 / 上下 0.00 mm | 左右 85.9 / 上下 0.0 px | 5.72 % |
数値は本サイトの共通計算式による計算例です。pxの必要数は各辺を切り上げ、それ以外は表示桁で丸めています。実機の自動拡大・印刷不可領域・画質は含みません。
サイズと解像度を別々に決める
A4という名前で決まるのは紙の寸法です。ピクセル数は固定ではありません。下の表は、同じA4を異なるppiで作る場合の計算値を並べたものです。縦向きなら横が短い辺、横向きなら横と縦を入れ替えて使います。
このサイトでは「指定ppiを下回らない整数の画素数」として、各辺の計算結果を切り上げます。四捨五入の表と1px違っても、直ちにどちらかの印刷品質が劣ることを意味しません。印刷先がピクセル数を直接指定している場合は、その指定を優先してください。
手元の写真は、両辺と配置方法で確認する
たとえば3000×4000pxの写真は、画素数だけでなく縦横比もA4とは違います。用紙を埋めると写真の一部が切れ、写真全体を入れると余白ができます。下の計算機では、両方の配置を同じ条件で比較できます。
プリンターの仕様に書かれたdpiと、画像のppiは別の指標です。機器のdpiをそのまま画像の目標ppiに入力する必要はありません。印刷先の画像データ用の指定を探してください。
次に確認すること
入稿条件に「画像300ppi」とあれば表の300ppi行を確認。既存写真なら計算機に実際の横・縦pxを入れ、切り取りと実ppiを比べます。
出典と計算の前提
メーカー資料は寸法・概念・記載機種の例として参照しています。他の機器やサービスでの同一動作を保証しません。記事の計算は画像データの解析や実印刷テストではありません。