Wordの目次のページ番号が古い|印刷前に目次と相互参照を更新する
本文を直したのに、目次のページ番号が前のまま。印刷前には、目次や相互参照が現在の本文に合っているかを確認します。「ページ番号だけ更新」と「目次全体を更新」は別の操作です。Windowsデスクトップ版Wordで必要な更新を行い、最後に出力のページと照合しましょう。
自動目次か、手入力の一覧かを見分ける
自動目次はWordの更新操作で見出しやページ番号を反映できます。一方、手動で入力した目次は自動更新の対象ではありません。数字を選んで書き換える前に、どちらの方法で作られているかを確認します。
自動目次を手で部分修正すると、本文の見出しと食い違ったり、その後の更新で意図しない状態になったりします。まず文書のコピーを残し、本文の見出しが正しいことを確かめてから、目次側を更新する順で進めます。
見出しも変えたなら「目次をすべて更新する」
「参考資料」タブの「目次の更新」に進み、更新する内容を選びます。ページ移動だけならページ番号のみの更新が候補です。見出しの文字を直した、項目を追加・削除した場合は、目次全体の更新を選びます。
Microsoftは、ページ番号だけの更新では見出しの文字の変更を反映しないと説明しています。番号が合ったから完了とせず、見出し名と項目の数も本文と照合してください。表紙や目次を本文と違う番号にしている文書では、見た目の数字だけでなく見出しの内容でも確認します。
| 本文側の変更 | 目次で選ぶ更新 |
|---|---|
| 文章が増減し、ページ位置だけ変わった | ページ番号のみを更新する |
| 見出し名や項目の追加・削除もある | 目次をすべて更新する |
| 目次を手入力している | 自動更新ではなく、本文と手動で照合する |
相互参照などのフィールドも更新する
「図3を参照」「詳しくは○ページ」といった参照がWordのフィールドとして作られている場合、その値も更新対象です。個別ならフィールドを右クリックし、「フィールドの更新」を選びます。文書をまとめて更新する操作はCtrl+A、続けてF9です。
ただしMicrosoftは、表の中にフィールドがある場合、表を個別に選択してF9を押す必要があることも説明しています。キー操作を一度しただけで文書のあらゆる場所を確認済みにせず、図表内や重要な参照を実際に見ます。手入力の「図3」などはフィールドの更新では直りません。
参照先が消えたエラーは、更新の連打では直さない
参照先の項目やブックマークが削除されていれば、更新しても正しい値へ戻らない場合があります。エラーが出たときは、その参照がどの見出し・図・表を指す予定だったかを確認し、必要な参照を作り直します。
今見えているページ番号を推測で入力してエラー表示だけを消すと、後の編集で再び食い違うおそれがあります。参照の意味が分からない箇所は作成者に確認し、リンク先を失ったまま印刷を完成扱いにしないでください。
印刷前の自動更新を補助にし、最終出力を確かめる
Windows版Wordには、「ファイル」→「オプション」→「表示」の印刷オプションで、印刷前にフィールドを更新する設定があります。更新忘れへの備えとして使えますが、参照先の欠落や見出しの内容まで正しくする保証ではありません。
余白、フォント、用紙の向きなどを最後に変えたら、ページ位置が変わっていないか見直します。更新後の印刷プレビューや書き出したPDFで、目次の最初・途中・最後の見出し、主要な図表の参照先を実際に開いて照合します。必要なら該当部分を再更新し、完成した出力を使ってください。
次に確認すること
自動目次の種類に合った更新を行い、相互参照のフィールドも確認します。最後のレイアウト変更後に、目次の項目と実際の出力ページを照合してから印刷します。
あわせて確認する
参考資料
- Microsoft:Update a table of contents
https://support.microsoft.com/en-us/word/update-a-table-of-contents
確認日:2026-09-22
Wordの自動目次が対象。手入力の目次は自動更新できません。
- Microsoft:Update fields
https://support.microsoft.com/en-us/word/update-fields
確認日:2026-09-22
本文のキー操作・設定経路はWindowsデスクトップ版Wordを対象とします。
出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。