Wordで脚注を付けて印刷する|文末脚注との選び方と削除の注意
本文の流れを止めずに補足を載せたいときは、Wordの脚注または文末脚注を使います。基本的な使い方では、脚注はページ下部、文末脚注は文書の最後に置かれます。数字を手入力するのでなく、本文の参照位置から挿入します。ここではWindowsのデスクトップ版Wordを扱います。
読む途中で必要な補足か、最後にまとめたい補足か
たとえば独自の略語を説明する短い注なら、同じページで確かめられる脚注が候補になります。長い背景説明や補足資料を末尾にまとめたいなら文末脚注を検討します。提出先が注の形式を指定している場合は、その指定を先に確認してください。
ただし、読まないと本文の意味が分からない条件まで注へ追い出すのは避けたいところです。本文だけを読む人にも必要な条件は本文に残し、詳しい説明を注に分けると整理しやすくなります。注が増えすぎたときは、文字サイズを下げる前にこの役割分担を見直します。
本文の位置から注を挿入する
注を参照させたい本文の位置にカーソルを置き、[参考資料]から[脚注の挿入]または[文末脚注の挿入]を選びます。作成された注の領域へ説明を入力します。本文の参照マークと注のマークが対応していることを確認してください。
注の先頭にある参照マークをダブルクリックすると本文へ戻れます。上付き数字とページ下の説明を別々に手入力する方法では、追加や削除のたびに対応を追う必要があります。注の機能を使ったうえで、本文のどの語や文に対する補足なのかが曖昧にならない位置を選びます。
注全体を消すときは本文側のマークを選ぶ
注の文章だけを短く直す場合は、注の領域で編集します。一方、その注自体を不要にした場合は、本文中の対応する参照マークを選び、Deleteで削除します。注の文章を空にする操作と、注そのものを削除する操作を混同しないようにします。
削除した後は、意図した注が消えたか、隣の注まで失っていないかを確認します。大量の注を消すときも、最初から一括操作にせず、コピーした文書で一つずつ対応関係をつかむ方が取り違えを見つけやすくなります。
印刷前は注が密集するページを重点的に見る
用紙サイズや余白、本文の文字サイズを決めた後で、印刷プレビューを確認します。特に注が長いページ、複数の注が並ぶページ、参照位置が改ページ付近にあるページを見てください。本文と注の区別、注の文字の読みやすさ、続きがある場合の追いやすさを点検します。
文末脚注を使った場合は、最後の注まで出力対象に含まれているかを確認します。本文だけを印刷範囲にした資料では、参照先の説明が読者へ渡らないおそれがあります。完成したPDFも開き直し、先頭と最後の注、編集で追加・削除した注を本文と照合します。
次に確認すること
短い注を一つ挿入して、本文から注をたどれることを確かめてから残りを追加します。印刷では本文だけでなく、注を置いたページも含めて確認してください。
あわせて確認する
参考資料
- Microsoft:Insert footnotes and endnotes in Word
https://support.microsoft.com/en-us/word/training/insert-footnotes-and-endnotes-in-word
確認日:2026-09-26
WindowsデスクトップWordの基本挿入。全ての注が必ず一ページ内に収まるという保証はしない。
- Microsoft:Delete a footnote, endnote, or separator
https://support.microsoft.com/en-us/word/delete-a-footnote-endnote-or-separator
確認日:2026-09-26
注の削除対象の確認。一括全削除、区切り線の削除は記事では扱わない。
出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。