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スキャンと画質

雑誌をスキャンすると網目が出る|モアレ除去を比較して選ぶ

出典確認日 2026-09-21 · 条件と適用範囲を明示

雑誌や新聞の写真をスキャンして網目のような模様が出たら、解像度不足と決めつけず、モアレ除去を確認します。設定の効果がプレビューに出ない機種・ソフトもあるため、取り込んだ画像を保存して比較することが重要です。特定のdpiへ上げれば必ず消える、という万能の設定は使いません。

印刷物を読み取ったときの模様か確認する

印刷された写真には細かな網点が使われることがあり、スキャンすると網目状の陰影が現れる場合があります。エプソンの説明でも、雑誌や新聞など印刷物の画像に対するDescreening(モアレ除去)が案内されています。

写真の紙焼き、元の画像ファイル、雑誌からのスキャンは同じ入力ではありません。まず取り込んだ原稿が印刷物かを確認します。また、どの原稿にも同じ位置の筋が出るなど、網目以外の症状までモアレと決めないでください。

モアレ除去を、ほかの条件は変えずに試す

対応するスキャンソフトで「モアレ除去」やDescreeningを探します。PX-049AのEpson Scan 2向け説明では、「拡張設定」タブのモアレ除去が案内されています。名称や場所は自分の機種・ソフトのヘルプを優先してください。

比較用に、モアレ除去なしとありを別々の名前で保存します。最初は同じ原稿位置、解像度、出力サイズで比べると、設定の影響を見分けやすくなります。画面の見た目だけで判断せず、写真の細部と文字も一緒に確認します。

プレビューが変わらなくても、取り込んで確かめる

DS-30系のEPSON Scanマニュアルでは、Descreeningの結果はプレビューには現れず、スキャンした画像に現れると説明されています。同資料では、Image TypeがAuto、Color、Grayscaleのときに使える設定です。

この条件をEpson Scan 2や他社の全機種へ広げることはできません。それでも、プレビューに変化がないだけで「効かない」と決めず、機種の説明を確認して実際に取り込む、という切り分けができます。白黒二値など別の画像モードで項目が使えない場合も、対応条件を確認します。

残る場合は、解像度を変えて再スキャンする

エプソンのPX-049A向け案内には、解像度を変更してスキャンし直す方法もあります。変更する場合は1段階ずつ条件を変え、どの条件で取り込んだ画像か分かる名前を付けます。

この案内は「高くすれば必ず改善する」「常に600dpiにすればよい」という指定ではありません。出力に必要な細部が保てているかを含めて比較します。保存済み画像のppi情報だけを書き換える操作と、原稿を読み直す操作も分けてください。

最後は、使う大きさで判断する

比較画像はまず同じ表示倍率で見比べ、次に実際に使う寸法で確認します。印刷し直す目的なら、網目が目立つ部分をその寸法で試し刷りし、模様が減ったかだけでなく、文字や輪郭が読み取れるかも確認してください。

模様を弱めるために細部を失いすぎるなら、別の読み取り条件や、提供されている元画像を使う方法も検討します。保存用の元スキャンは残し、比較や加工をした画像で上書きしないでおくと戻しやすくなります。

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参考資料

  1. エプソン:DS-30:Scanning Using EPSON Scan

    https://files.support.epson.com/htmldocs/wfds30/wfds30ug/html/scan1_3.htm

    確認日:2026-09-21

    DS-30系の旧EPSON Scanの例。全スキャナーやEpson Scan 2のプレビュー挙動へ一般化しません。

  2. エプソン:PX-049A:モアレ(網目状の陰影)が現れる

    https://download4.epson.biz/sec_pubs/px-049a_series/useg/ja/GUID-3569B9C8-8318-4AFC-B567-5FEB2360CCDF_ie.htm

    確認日:2026-09-21

    PX-049Aのモデル限定の対処例。特定のdpiを万能の対処値とはしません。

出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。