PowerPointをセクションごと並べ替える|まとまりとスライド順の確認
スライドを1枚ずつ移動していると、説明のまとまりが崩れることがあります。PowerPointのセクションなら、連続するスライドに名前を付けてまとめ、まとまりごと移動できます。WindowsのMicrosoft 365デスクトップ版で、6枚の資料を整理する例です。
6枚を、二つずつのまとまりに分ける
作業用コピーに、案内1・案内2・準備1・準備2・当日1・当日2という順のスライドがあるとします。目的は準備の2枚を案内の前へ移すことです。スライドそのものを追加・削除する必要はありません。
まず各まとまりの先頭と末尾を控えます。「準備」と名前を付けても、必要なスライドが自動で意味別に集まるわけではありません。今回は連続する二枚ずつを明確に区切り、まとめる範囲から確認します。
境界にセクションを追加して名前を付ける
サムネイルのスライド間を右クリックし、「セクションの追加」を選びます。先頭側から「案内」「準備」「当日」と分け、それぞれの名前を設定します。既定の名前の区切りができた場合も、どの二枚を含んでいるかを見てから名前を整えます。
セクション名の横の三角形で折りたたみ、各セクションの枚数が2になっているか確認します。名前があるだけでは境界が正しいとは限りません。1枚や3枚になっていれば、移動を始める前に、区切りを入れた位置を確認します。
スライドではなく、セクション名をドラッグする
「表示」→「スライド一覧」を開き、「準備」のセクション名を「案内」の前へドラッグします。個別のスライドだけを選んで移動するのではなく、まとまりの見出しをつかむことが要点です。
移動後は折りたたんだ部分を展開し、準備1・準備2・案内1・案内2・当日1・当日2という順を照合します。各まとまりの中の順番が意図どおりで、全体が6枚のままであることも確認します。
折りたたみを、配布から外す指定にしない
セクションを折りたたむのは、編集画面のまとまりを扱いやすくするためです。折りたたんで見えなくしたことを、印刷対象から外した確認の代わりにしないでください。配布対象は別途、印刷設定とプレビューで確認します。
また、セクション名を編集用の見出しとして付けても、読者へ見せたい説明や章タイトルを本文に書いたことにはなりません。紙で区切りを伝えたいなら、その目的のスライドやタイトルが実際に存在するかを確認します。
前後のつながりを読んでから保存する
まとまりの移動に成功しても、「前のページで説明したように」という文章が新しい順番に合わない場合があります。準備2から案内1、案内2から当日1の境目を読み、説明の前提が先に示されているか確認します。
間違った位置へ移したら直後に取り消し、控えた順番と比べてやり直します。最後は配布する形式のプレビューで全6枚を確認し、構成を変えた版として保存します。セクション数だけでなく、本文のつながりを完成の基準にします。
次に確認すること
二枚ずつの3セクションを作り、準備を案内の前へ移します。6枚の順序と各境目の説明を確認し、印刷対象はプレビューで別に確定します。
あわせて確認する
参考資料
- Microsoft:Organize your PowerPoint slides into sections
https://support.microsoft.com/en-us/powerpoint/training/organize-your-powerpoint-slides-into-sections
確認日:2026-10-03
Windowsの連続6枚を3組に分ける自作例。削除操作は対象外。折りたたみを印刷除外証拠にしない。
出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。