PowerPointの非表示スライドを印刷しない方法|配布資料への混入を防ぐ
PowerPointでスライドを非表示にしても、それだけで配布資料から除かれるとは限りません。印刷画面で「非表示スライドを印刷する」の状態を確認する必要があります。Windowsのデスクトップ版を例に、紙へ出す範囲とプレゼンテーション内に残るデータを分けて確認します。
「非表示」は削除でも、印刷禁止でもない
非表示にしたスライドは、スライドショーの通常の進行では表示されませんが、ファイル内には残ります。左のサムネールでスライド番号に斜線が付いているかを確認すると、非表示の対象を見分けられます。
質疑応答用の補足を本番では飛ばしつつ、必要なときに見せる使い方には便利です。一方、配布してはいけない情報を隠すための保護機能としては使えません。
印刷対象と「非表示スライドを印刷する」を確認する
「ファイル」→「印刷」を開き、まず使用するプリンターと印刷対象を確認します。設定のスライド範囲を選ぶメニューで「非表示スライドを印刷する」を探し、除外したい場合は選択を外します。非表示スライドがあると、この項目を選べるようになります。
反対に、確認用の控えへ補足も含めたい場合は、この項目を選択します。既定の状態を決めつけず、印刷のたびに今回の目的と一致しているか確認してください。
範囲指定と配布資料のレイアウトは別々に設定する
特定のスライドだけを配るときは、印刷対象にユーザー指定の範囲を選びます。たとえば1〜4番と7番なら「1-4,7」のように対象を指定し、プレビューの内容を見ます。範囲を指定した場合も、非表示スライドを含める設定を別に確認します。
その後で、印刷レイアウトのメニューから配布資料の並べ方を選びます。「どのスライドを出すか」と「紙の1ページに何枚置くか」は違う設定です。レイアウトを変えただけで非表示スライドを除外できたとは判断しません。
枚数だけでなく、スライドの見出しと順番を照合する
除外すべきスライドのタイトルを控え、プレビューで全ページを送って確認します。先頭と最後だけでなく、除外した前後のつながりにも目を通してください。ページ数が減っていても、別のスライドを誤って除いた可能性は残ります。
確認用の例として、全12スライドのうち補足2枚を除くなら対象は10スライドです。ただし10スライドという数と、配布資料を印刷した紙の枚数は一致するとは限りません。紙の枚数は集約レイアウトや両面設定にも左右されるので、別に確認します。
PPTXを渡す場合は、紙への出力とは別に点検する
「非表示スライドを印刷する」を外して紙から除けても、元のPPTXにある非表示スライドはなくなりません。PPTXそのものを相手へ渡す場合は、配布用のコピーを用意し、残してよい情報かを改めて点検してください。
PDFへ書き出して配る場合も、完成したPDFを開いて対象を照合します。ここで説明した印刷画面の設定だけを根拠に、別経路で書き出したファイルまで安全だと判断しないことが大切です。
次に確認すること
配布したいスライドのタイトルと順番を決め、印刷設定とプレビューを照合してから1部を確認してください。元のPPTXの共有可否は別に判断します。
あわせて確認する
参考資料
- Microsoft:Hide or show a slide
https://support.microsoft.com/en-us/powerpoint/hide-or-show-a-slide
確認日:2026-09-23
Windowsデスクトップ手順。非表示を機密保護・削除とは扱わない。
- Microsoft:Print your handouts, notes, or slides
https://support.microsoft.com/en-us/powerpoint/print-your-handouts-notes-or-slides
確認日:2026-09-23
Windowsデスクトップ。古いWindows7/8の接続案内は採用しない。PDF書出し設定へ印刷設定を自動適用したとはしない。
出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。