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InDesignのテキストフレーム

InDesignで文字を枠の上下中央に置く|テキストフレームの垂直方向の行揃え

出典確認日 2026-10-02 · 条件と適用範囲を明示

短い案内文を高さのある枠の中央へ置きたいときは、段落の中央揃えではなく、テキストフレームの「垂直方向の行揃え」を使います。一段の長方形フレームを例に、上・中央・下の違いと、内側余白が位置へ与える影響を確認します。

横方向の中央揃えと、上下の位置を分ける

作業用コピーで、幅60mm・高さ30mm程度の長方形テキストフレームに二行の案内文を入れます。段落の「中央揃え」は左右方向の配置です。文字を枠の上下中央へ動かしたいときは、別のフレーム設定を使います。

まず文字が全文表示されていることを確認します。文字あふれがある状態で位置だけ整えると、見えていない文を残したまま完成したように見えるためです。

テキストフレーム設定で「中央」を選ぶ

選択ツールでテキストフレームを選び、「オブジェクト」→「テキストフレーム設定」を開きます。「垂直方向の行揃え(Vertical Justification)」の「揃え」で「中央(Center)」を選びます。Adobeの説明では、上・中央・下・均等配置を選べます。

設定後にプレビューし、文字列全体がフレームの上下方向で中央寄りへ動くことを確認します。段落の左揃え・中央揃えなどは別の属性なので、上下位置を直すために段落の横方向配置を変更しないようにします。

上・中央・下を同じフレームで比べる

練習用コピーで「上(Top)」「中央(Center)」「下(Bottom)」を順に切り替えます。上はフレーム上側から、下は下側から、中央はその中間へ文字列を配置します。見た目だけでなく、第一行と最終行の位置を比べます。

「均等配置(Justify)」は、上と下の間へ行を均等に広げる別の設定です。短い二行文で均等配置を選ぶと行間が大きく見える場合があるため、中央配置と同じ目的で選びません。

垂直方向の行揃えの違い
設定文字列の位置
Topフレーム上側
Center上下方向の中央
Bottomフレーム下側
Justify上下へ行を分散

内側の余白を変えたら、中央位置も再確認する

テキストフレームには上・下・左・右の内側の間隔(Inset Spacing)もあります。上や下の内側余白を変えると、最初や最後のベースラインの位置も変わるため、同じ「中央」でも見た目を再確認します。

枠線と文字の距離を確保したい場合は内側余白を使い、上下の配置を決める場合は垂直方向の行揃えを使います。二つを一つの設定として扱わず、どちらを変更したかを残します。

PDFでは枠・文字・前後の要素を一緒に確認する

完成前に、文字が隣の要素へ近づきすぎていないか、枠の上下で意図した空きがあるかを確認します。ベースライングリッドへ整列している段落では、その設定も位置へ影響し得るため、必要なら別に確認します。

PDFを書き出した後も、文字の欠け、枠線、上下位置を見比べます。垂直中央へ置けたことは、文字サイズや可読性、印刷可能領域まで自動的に適切になった証拠ではありません。

あわせて確認する

参考資料

  1. Adobe:Align or justify text in Adobe InDesign

    https://helpx.adobe.com/indesign/using/aligning-text.html

    確認日:2026-09-27

    既存のベースライングリッドclaimを保持。cohort27では一段の通常テキストフレームの垂直方向の行揃えに追加使用。

  2. Adobe:テキストフレームのプロパティの変更

    https://helpx.adobe.com/jp/indesign/desktop/add-and-manage-text/add-and-manage-text-frames/change-text-frame-properties.html

    確認日:2026-10-02

    一段・長方形・横組みの通常フレーム。第一ベースライン、段落インデント、線幅を含む実際の文字端の距離を一律に保証しない。

出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。