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入稿前のデータ確認

InDesignのリンク切れを直してPDFにする|画像の更新と再リンクの違い

出典確認日 2026-09-24 · 条件と適用範囲を明示

InDesignで画像の警告が出たら、「リンク」パネルで状態を確かめます。元ファイルが見つからない場合は再リンク、元ファイルが編集された場合は更新が必要です。画面に写真が見えていても、印刷用の元画像へ正しく接続されているとは限りません。

画面の見た目より先に、リンクの状態を確認する

「ウィンドウ」→「リンク」を開き、警告のあるファイルを選びます。InDesignでは、外部の画像をファイルの場所で参照するリンクと、画像データを文書内へ持つ埋め込みを区別しています。元画像を移動した場合に、すべてが同じ状態になるわけではありません。

リンク情報では、ファイルの場所や変更日時、形式、有効解像度などを確認できます。まず問題のページと画像名を対応させ、印刷に使う予定の元データがどこにあるかを確かめます。画面を拡大して見えるかどうかだけで、警告を無視しないようにしましょう。

「変更済み」と「見つからない」では、次の操作が違います

「変更済み」は、配置した後に元ファイルが編集・保存された状態です。その変更を今回の紙面へ取り込むかを確認してから、対象リンクを選び「リンクを更新」を実行します。最新版というだけで、必ず採用する画像だとは限りません。

「見つからない」は、InDesignが元の場所でファイルを見つけられない状態です。画像の移動や改名、接続していないドライブなどを確認します。こちらは更新ボタンを押すだけではなく、正しい元ファイルの場所を指定し直す作業になります。

再リンクでは、似た名前ではなく正しい元画像を選ぶ

見つからないリンクを選び、「再リンク」のアイコンを押します。保存先を開いて本来の画像ファイルを指定し、接続を戻します。複数の画像が同じフォルダーへ移動した場合は、そのフォルダー内の見つからないリンクを検索する選択肢も使えます。

たとえば「商品写真.jpg」が旧版と新版の両方のフォルダーにあるなら、ファイル名が一致するだけでは不十分です。選ぶ前に内容を確認し、再リンク後も商品や色違いを取り違えていないかを見ます。一括で探した場合は、同時に接続し直された画像も確認してください。

手元にある小さな確認用画像を、とりあえず元ファイルの代わりに指定することは避けます。正しいデータが見つからない場合は作成者へ確認し、警告が消えたことだけを目的に別の画像へ置き換えないようにします。

埋め込みを、リンク切れの印だと思わない

埋め込みの表示は、ファイルが文書内に保存されていることを示します。外部の元画像へのリンク切れとは違います。通常のリンク更新とは扱いが異なり、外部ファイルから更新するには埋め込み解除を含む別の手順が必要です。

今回の目的が「見つからない画像を直す」なら、正常な埋め込み画像までまとめて解除する必要はありません。警告のあるリンクを特定して、その問題に必要な操作だけを行います。

警告を解消した後、画像の内容と書き出したPDFを見る

再リンクや更新が終わったら、対象ページの写真、切り取り位置、縦横の見え方を確認します。リンクの場所が正しくても、選んだ画像の内容まで正しいと保証されるわけではないためです。複数回使われている画像なら、ほかの配置先も確認します。

リンクが有効なことと、十分な解像度であることも別です。小さな元画像を大きく使っていないかをリンク情報の有効解像度などで見て、入稿先の条件と照合します。特定のppiなら、どの印刷物でも必ず鮮明になるという判断はしません。

最後にPDFを書き出し、InDesignの編集画面だけでなく、そのPDFの該当ページも開きます。正しい画像に更新されていること、欠落や意図しない差し替えがないことを見てから入稿用として保存します。

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参考資料

  1. Adobe:リンクパネルの概要

    https://helpx.adobe.com/jp/indesign/desktop/add-graphics-and-media/manage-links/links-panel-overview.html

    確認日:2026-09-24

    2026-08-07更新表示のInDesign公式説明。リンク有効と十分な画質を同一視しない。全出力を必ず低解像度と断定しない。

  2. Adobe:リンクの更新、復元、置き換え

    https://helpx.adobe.com/jp/indesign/desktop/add-graphics-and-media/manage-links/update-restore-replace-links.html

    確認日:2026-09-24

    InDesignのリンク修復。自動検索が元画像の意味的な同一性まで保証するとはしない。

出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。