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InDesignで段落の先頭をドロップキャップにする|行数と文字数を分けて指定

出典確認日 2026-09-28 · 条件と適用範囲を明示

冊子のコラムなどで、段落の最初の1文字だけを大きく見せたいときは、ドロップキャップを使えます。高さを決める「行数」と、大きくする「文字数」は別の設定です。デスクトップ版InDesignの通常の横組み段落で、先頭1文字を3行分にする例を説明します。

本文と別の大文字を置く前に、段落の設定を使う

ドロップキャップは、段落の先頭部分を複数行にまたがる大きな文字として扱う書式です。本文の最初の文字を削除して、似た文字を別フレームへ置く例とは分けて考えます。

今回は横組みの短いコラムで試します。どこを読み始めに見せたいかを決め、文章の先頭が不要な空白や意図しない記号になっていないかを先に確認してください。装飾の設定値だけでなく、何を強調するのかが大切です。

段落内に挿入点を置き、行数3・文字数1にする

文字ツールで対象の段落内をクリックし、[書式]→[段落]を開きます。複数の段落をまとめて変更したくない場合は、意図せず広い範囲を選択していないかを確認します。

ドロップキャップの行数に3、文字数に1を指定します。前者は何行にまたがる高さとして扱うか、後者は先頭から何文字を大きくするかです。「3行だから3文字」と入力しないようにします。

文章が「本日は…」から始まる説明例なら、まず「本」だけを対象にして結果を見ます。文字数を2にするのは、「本日」という二文字を意図的に強調したい場合です。設定例の3行や1文字は万能の推奨値ではなく、違いを確かめるための出発点です。

行数と文字数の違いを確認する

次の表は設定の意味を整理したもので、実際のフォントで測った文字の縦寸法ではありません。同じ行数でも、文字の形や本文との関係を画面で見て調整する必要があります。

段落全体が短すぎる、先頭がかぎ括弧になっているなど、例と条件が違う原稿では設定値を機械的に当てはめないようにします。文章を変えた場合も、強調している先頭部分が狙いどおりかを読み直しましょう。

ドロップキャップの行数と文字数の設定例
行数文字数設定の目的
31先頭1文字を3行分として扱う
32先頭2文字を3行分として扱う
01ドロップキャップを解除する

色や書体を変えるなら、対象の文字スタイルを確認する

外観を指定したい場合は、段落パネルのメニューから[ドロップキャップと先頭文字スタイル]を開き、必要な文字スタイルを選びます。これは現行の日本語公式ヘルプで案内されている入口です。

最初は、すでに役割の分かっている文字スタイルで試すと確認しやすくなります。本文のすべての文字を変更したいのか、先頭の装飾だけを変えたいのかを混ぜず、変更後に本文側へ意図しない書式が付いていないかを見ます。

解除は0に戻し、本文の読み始めを再確認する

元に戻したい場合は、対象段落内に挿入点を置き、ドロップキャップの行数または文字数を0にします。装飾を消すために本文の先頭文字そのものを削除する必要はありません。

仕上げでは、先頭文字と後続文字が読みやすいこと、大きな文字が近くの見出しや図へ食い込んでいないこと、段落の最後まで本文が収まっていることを確認します。書き出した配布用PDFでも同じ箇所を見ます。

ここでは縦組みや日本語のフレームグリッド固有の調整は扱いません。装飾が目立つだけでなく、読者が迷わず本文へ入れる状態になっているかを最終判断にします。

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参考資料

  1. Adobe:ドロップキャップとテキストの配置を適用

    https://helpx.adobe.com/jp/indesign/desktop/format-and-style-text/character-formatting/apply-drop-caps-text-positioning.html

    確認日:2026-09-28

    デスクトップInDesignの通常の横組み段落。フォントの実寸測定や縦組みの検証ではない。

出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。