プリントサイズナビ
Excelの比較用グラフの目盛り

Excelのグラフの縦軸をそろえる|最小値・最大値・目盛間隔の指定

出典確認日 2026-09-28 · 条件と適用範囲を明示

別々に作った二つのグラフでは、縦軸の上限が違い、棒の高さだけでは値の差を比べられない場合があります。同じ基準で並べるなら、縦軸の最小値・最大値・主な目盛間隔をそろえます。Windowsのデスクトップ版Excelで、通常の二次元の縦棒グラフを扱います。

同じ目盛りで比較してよいデータかを確認する

まず、両方のグラフが同じ単位の値を表しているかを確認します。一方が人数、もう一方が割合なら、数値の上限だけを合わせても同じ意味の比較にはなりません。ここでは非負の人数を示す二つのグラフを例にし、対数目盛や第二軸は使いません。

Excelは通常、データに応じて数値軸の最小値と最大値を自動で決めます。本稿の目的は、それぞれの棒を大きく見せることではなく、紙に並べた二つのグラフを同じ基準で読めるようにすることです。軸の単位、対象期間、集計条件もグラフの近くに残します。

日付や項目名の軸ではなく、縦の数値軸を選ぶ

グラフの縦軸を選び、[書式]の[選択対象の書式設定]から[軸の書式設定]を開きます。選びにくい場合は、グラフ要素の一覧から縦の値軸を選びます。[軸のオプション]で最小値・最大値を指定する欄を確認してください。項目名を並べる横軸とは設定内容が異なります。

たとえば両方を最小値0、最大値100にし、主単位を20とします。この例の目盛りは0、20、40、60、80、100です。20刻みの区間は五つ、端を含めた値の表示位置は六つになります。補助単位や表示単位を、主な目盛りの間隔と取り違えないようにします。

棒の長さを比べるなら、描画範囲の高さもそろえる

この例では、人数の大きさを棒の長さで比べるため、両方とも0から始めます。同じ高さの描画範囲に同じ目盛りを使えば、80は40の二倍の長さになります。一方だけ0以外から始めたり、片方のグラフだけ縦に伸ばしたりすると、見た目の比較条件が変わります。

グラフの外枠をそろえた後も、凡例やタイトルの位置によって、実際に棒を描く範囲が違わないか見比べます。目盛りを指定しただけで公平な比較が自動で完成するわけではありません。人数の実数や単位が読める状態を残し、棒の印象だけに判断を任せない構成にします。

データを追加したら、固定した上限も点検する

上限を100に固定した資料へ、後から120の値を追加する場合は、以前の目盛りでは全体を示せません。両方のグラフについて共通の上限を見直し、すべての値が範囲に入るか確認します。グラフへ収めるために元の120を小さな値へ変更してはいけません。

自動設定へ戻す場合は、変更した欄の[リセット]を使います。印刷前は両方の上下限と主単位を読み返し、PDFや印刷プレビューでも同じ条件で並んでいるかを確かめます。今回の手順は縦の数値の基準合わせであり、日付の間隔や欠測の線のつなぎ方を変更する作業ではありません。

あわせて確認する

参考資料

  1. Microsoft:Change the scale of the vertical (value) axis in a chart

    https://support.microsoft.com/en-US/Office/change-the-scale-of-the-vertical-value-axis-in-a-chart

    確認日:2026-09-28

    Windows desktop Excelの非負値・単位共通・通常2D縦棒の比較。第二軸・対数軸・円グラフは含めない。0始まりは本稿の比較目的の設計判断。

出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。