Wordの校正用原稿に行番号を付ける|ページ番号との違いと確認点
「3ページ目のどこを直すのか」が伝わりにくい原稿には、本文の横に行番号を付ける方法があります。Wordの「レイアウト」から設定し、連続番号にするか、ページごとに1から始めるかを選びます。ここではWindowsのデスクトップ版Wordで、校正用の紙を作る手順を説明します。
最初に、校正する人と番号の使い方をそろえる
ページ番号は紙面の位置、行番号は本文の行の位置を示します。行番号をページごとに振り直すなら、「3ページ・12行目」のように二つを組み合わせて伝えると、同じ12行目を取り違えずに済みます。
文書全体で連続させる方法もあります。途中でページ数が変わる原稿では、番号だけでなく版名や日付もそろえてから校正を始めましょう。番号を付けた後に文章を足した原稿と、先に印刷した原稿を混ぜないためです。
対象を選び、レイアウトから行番号を設定する
「表示」で印刷レイアウトに切り替え、「レイアウト」→「行番号」を開きます。全体に続けて番号を付けるなら「連続」、各ページで1から数えたいならページごとに振り直す項目を選びます。必要なときはセクションごとに振り直せます。
文書が複数のセクションに分かれている場合は、全体へ設定する前にCtrl+Aで対象全体を選択します。一つの章だけに必要なら、対象のセクションを指定します。先頭だけに番号が出たときは、設定の対象範囲を確認してください。
表の中にも同じように番号が付くとは限らない
本文には番号が出るのに、表の各行には出ないことがあります。Wordの行番号では表全体を1行として数え、表内の一行ずつへ番号を振るわけではありません。テキストボックスの中の文字も、本文と同じ方法では数えません。
表の修正指示は「表2の項目A」、テキストボックスは「右上の注意書き」のように、見つけられる別の目印を併用します。番号がない部分を、印刷不良と思って何度も出力し直す必要はありません。
印刷前に、ページの途中と境目を見比べる
先頭ページだけでなく、次のページと章の切り替わりもプレビューで確認します。ページごとに振り直したつもりなら、次ページの本文先頭が1かを見ます。連続を選んだ場合は、意図せず章の途中で1へ戻っていないかを点検します。
余白に出る番号が本文やとじ位置とぶつかっていないかも確認し、まず1部だけ印刷します。その紙を使って実際に「ページと行」を指定し、相手が同じ箇所を見つけられるかを確かめると、設定の目的まで確認できます。
校正用と配布用を取り違えない
校正が終わり、行番号が不要になったら、対象を選んで「レイアウト」→「行番号」→「なし」に戻します。ページ番号まで消す操作ではありません。
印刷済みの校正紙を参照し続ける場合は、番号付きの版を残してから配布用を作ると安心です。行番号は修正位置を伝える補助なので、校正途中の原稿をそのまま完成版として配らないよう、ファイル名も区別しておきましょう。
次に確認すること
番号の付け方を決めて全体へ設定し、2ページ目と章の切り替わりを確認します。校正する人と同じ版の原稿を使ってください。
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参考資料
- Microsoft:行番号を追加または削除する
https://support.microsoft.com/ja-jp/word/add-or-remove-line-numbers
確認日:2026-09-26
WindowsデスクトップWordの本文行番号。ページ番号や表内部の独自行番号には一般化しない。
出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。