プリントサイズナビ
PowerPointのスライド再利用

別のPowerPointからスライドを取り込む|元の書式を残すか先に決める

出典確認日 2026-09-29 · 条件と適用範囲を明示

過去の資料から説明を二枚だけ使いたいときは、PowerPointの「スライドの再利用」が使えます。取り込む前に、元の見た目を残すか、挿入先へ合わせるかを選びます。Windowsのデスクトップ版PowerPointで、パソコン内にあるPPTXを使う手順です。

元資料と取り込み先を分け、必要な二枚を決める

例として、研修資料にある「受付の流れ」と「持ち物」を、今回のお知らせ資料へ追加するとします。説明の最新版か、今回も使ってよい内容かを先に確認し、二つのタイトルと順番を控えます。挿入先の資料も別名で保存しておきます。

Microsoftの現在の案内では、この再利用機能はローカルファイルが対象で、クラウドファイルからの再利用は廃止扱いです。ここではローカルのファイルを選びます。共有先のアクセス権を変更したり、他人の非公開資料を取り込んだりする手順ではありません。

挿入位置を選び、スライドの再利用を開く

取り込み先のPowerPointを開き、左のサムネイルで追加する位置を選びます。[ホーム]→[新しいスライド]の矢印から、[スライドの再利用]を開きます。再利用の画面でPowerPointファイルを開く操作を選び、元のPPTXを指定します。

候補のスライドが表示されたら、ファイル名とスライドの内容を照合します。似たタイトルの古い研修資料を選んでいないかを、この段階で確かめてください。今回の対象は二枚なので、すべてのスライドを追加する操作は使いません。

元の書式を残す場合は、クリックする前に指定する

元のデザインを保ちたい場合は、Keep source formattingに当たる[元の書式を保持]を選んでから、追加するスライドをクリックします。選ばない場合は、挿入位置の前にあるスライドのスタイルを引き継ぎます。

まず「受付の流れ」を一枚だけ追加し、取り込み先で見た目と順番を確認します。方針が合っていれば、もう一枚を追加します。元の書式を残す設定を使っても、受け渡し先のフォント環境まで同じになることを保証するものではありません。

取り込み前の選択
今回の方針元の書式を保持
元資料のデザインを残して使う選択する
挿入先のスタイルへなじませる選択せず、取り込み後に確認する

取り込んだスライドは、元資料を参照し続けるリンクではない

この方法で追加されるスライドは元のコピーです。取り込み先で内容を直しても、元のスライドを更新する作業にはなりません。二つのファイルのどちらを今後の編集元にするかを決め、両方を最新版だと思って使わないようにします。

たとえば持ち物を変更したら、今回の配布資料側に修正が入ったことを確認します。過去の元資料も直す必要があるなら、それは別の編集として扱います。元のファイルを残すことと、自動的に変更を共有することを混同しないでください。

資料全体の中で、内容と配布サイズを確認する

取り込んだ二枚だけでなく、その前後も通して見ます。古い日付、別会場の名称、前提のない用語が残っていないかを確認します。ノートも配布する場合は、スライド本体とは別に、配布対象のノート欄を確認してください。

印刷プレビューでは、見出しや図の端の欠け、文字の折り返し、番号の整合を確認します。今回は必要なスライドの選別とコピーが目的です。見た目の統一やフォントの埋め込みが必要な場合は、取り込み結果を確かめてから個別に整えます。

あわせて確認する

参考資料

  1. Microsoft:Reuse (import) slides from another presentation

    https://support.microsoft.com/en-us/powerpoint/reuse-import-slides-from-another-presentation

    確認日:2026-09-29

    Windows/macOSのPowerPointのReuse Slides。本文はWindowsデスクトップ版とローカルPPTXに限定する。

出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。