MacのPowerPointで1枚だけPNGにする|書き出す範囲と画素数の確認
MacのPowerPointでスライド1枚を画像にするなら、[ファイル]の[エクスポート]からPNGを選び、現在のスライドだけを書き出します。画像の画素数と資料に載せる大きさは別です。ここではMicrosoft 365のMacデスクトップ版で、図解を別の資料へ載せる場合を扱います。
書き出す1枚と、編集できる元ファイルを分ける
標準表示で目的のスライドを選びます。全12枚のうち手順図のある5枚目だけを使うなら、そのサムネイルを選び、中央に表示された内容が目的の図かを読みます。現在の選択を見ずに書き出しを始めないことが最初の確認です。
PNGは配布・配置用の成果物として扱い、元のPPTXも残します。あとで文章や図形を直す可能性があるなら、画像だけを編集用の原本にしません。公開する画像に個人名や未確定の注記が入っていないか、この段階で確認しておきます。
PNGと「現在のスライドのみ」を選ぶ
[ファイル]→[エクスポート]を開き、ファイル形式でPNGを選びます。[現在のスライドのみを保存]に相当するSave Current Slide Onlyを選び、保存場所と名前を決めます。幅と高さを指定する欄も、この画面で確認します。
縦横比を変えて図をつぶさないよう、16:9の図で画素単位の入力欄なら1600×900のように同じ比率の値を例として使います。これはすべての版の既定値ではありません。画面の単位表示を確かめ、[エクスポート]を実行します。
できたPNGを開き、1枚と画素数を確かめる
保存先でPNGを開き、目的の5枚目が写っていること、タイトルや図の端が欠けていないことを確認します。保存名だけで判断せず、ファイルの画像情報でも幅と高さの画素数を読んでください。入力したつもりの値と、実際の成果物を区別します。
画像が1600×900pxだったとしても、それだけで印刷時の大きさは決まりません。別の文書へ貼り付けたとき、幅160mmで使うか320mmで使うかで、同じ画素が受け持つ面積が変わります。配置後の大きさまで確認対象に含めます。
画素数と配置寸法から、実際のppiを考える
1600×900pxの画像を、縦横比を保って160×90mmに配置した場合、横方向のppiは `1600 ÷ (160 ÷ 25.4) = 254` です。同じ画像を320×180mmへ大きく配置すると127ppiになります。これは数値条件からの計算例で、実際の書き出し結果を測定したものではありません。
254ppiや127ppiを合格・不合格の線にはしません。小さな注記や細い線が読めるかは、内容と使用サイズも見て判断します。画素数を大きく指定したことだけで、低解像度の素材に本来なかった細部が戻ったとも考えないでください。
| 配置する大きさ | 横・縦の実ppi | 確認すること |
|---|---|---|
| 160×90mm | 254ppi | 注記と細い線の読みやすさ |
| 320×180mm | 127ppi | 拡大後の文字と輪郭 |
直すときは元スライドへ戻り、置き換え後も確認する
文字が小さすぎる場合は、元のスライドで説明を短くしたり、図を分けたりする調整も検討します。画像全体の拡大だけで、本文と注記の両方が読みやすくなるとは限りません。修正したらPNGを書き出し直します。
配置先で古いPNGを置き換え、再びサイズと内容を確認します。最後は実際に配るPDFや紙面で、図を最後まで読めるか見ます。PNGの保存成功だけを、別のアプリでの圧縮・配置や印刷結果まで確認した証拠にはしません。
次に確認すること
現在のスライドだけをPNGへ書き出し、できた画像の内容と画素数を確認します。配置先の寸法も合わせて読み、最終の配布サイズで文字と線を点検してください。
あわせて確認する
参考資料
- Microsoft:Save a slide as an image or as a separate presentation file
https://support.microsoft.com/en-us/powerpoint/save-a-slide-as-an-image-or-as-a-separate-presentation-file
確認日:2026-10-03
Mac Microsoft 365。画素単位の場合の1600×900は例で既定値ではない。254/127ppiは数値条件の計算で実書き出し測定ではない。
出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。