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Writerの長い表の改ページ

LibreOffice Writerの表がページをまたぐ|見出しの繰り返しと行分割を分ける

出典確認日 2026-10-03 · 条件と適用範囲を明示

二枚目の表で見出しが消える問題と、一件の説明が二ページに分かれる問題は、別の設定で調整します。Writerでは、表全体がページをまたぐことと、一行の途中で分かれることを区別できます。LibreOffice 26.2 Helpに基づき、通常のODT文書の連続した表を扱います。

一つの表のまま、設定画面を開く

「番号・品名・説明」の三列で、先頭一行が見出し、その下に複数のデータ行が続く表を想定します。まず表の中をクリックし、[表]→[プロパティ]→[体裁]に相当するText Flowタブを開きます。日本語表示が異なる場合は、表や行の分割と見出しの繰り返しが並ぶタブを探します。

ページごとに別の表へ切り分けたり、見出しを手で貼り足したりする前に、一つの表として設定します。手で追加した行は元データの一部として混ざるおそれがあるので、どこまでが見出し、どこからが実際の一件目かを先に整理します。

繰り返すのは先頭の何行かを指定する

[見出しを繰り返す](Repeat heading)を有効にし、最初の何行を繰り返すかを指定します。この例は先頭一行なので1です。二段の見出しなら必要な先頭二行を選ぶ考え方ですが、データ行まで含めないようにします。

これは表が複数ページへ続くとき、新しいページでも見出しを読めるようにする設定です。列の名前だけでなく単位も見出しにあるなら、二枚目でその単位が分かることを確認します。途中の任意の行を見出しとして繰り返す設定とは区別してください。

表の分割と、一行の分割を使い分ける

表のページ・段をまたぐ分割を許可する項目は、行と行の間に改ページを許します。一方、行のページ・段をまたぐ分割を許可する項目は、一行の内部に改ページを許します。「表は続けたいが、一件の短い説明は同じページに置きたい」という場合は、この二つを同じものとして切り替えません。

例えば、表の分割は許可し、行内部の分割は許可しない組み合わせから試します。ただし、一行だけでページに収まらないほど長い説明があるなら、この指定だけで無理なく収められるとは限りません。その行の内容や構成を見直す必要もあります。

設定が受け持つ範囲

設定が受け持つ範囲
設定何を調整するか混同しないこと
見出しの繰り返し続くページの先頭見出しデータ行の手動複製ではない
表の分割を許可行と行の間の改ページ一行の途中とは別
行の分割を許可一行の内部の改ページ文字を小さくする設定ではない

先頭行の例外と、空きが増える理由を見る

公式ヘルプでは、見出しの繰り返しを選んだ場合、行内部の分割許可は表の最初の行には適用されないと説明されています。すべての行が同じように割れるという前提で調整しないようにします。見出し自体が長すぎる場合も、内容を短く整理できないか確認します。

行を途中で分けないと、その行が次ページへ移って前ページの下に空きができる場合があります。空きがあることだけでエラーと判断せず、一件の情報をまとめて読める利点と比べます。結合セルや入れ子の表など複雑な条件は、この単純な表の例とは分けて点検してください。

ページ境界をはさんで読み合わせる

印刷プレビューで一枚目の最後、二枚目の最初、表の最後を順に見ます。見出しが出るかだけでなく、番号の順序と件数、説明の続きが欠けていないかを確認します。列幅を後から変えた場合は行の高さも変わるので、境界をもう一度点検します。

PDFにして配る場合は、その最終ファイルのページ境界も読みます。行の分割を避けるために文字を極端に縮めるより、説明を別段落に分ける、表の項目を整理するなど、読む人が一件を理解できる構成を優先してください。

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参考資料

  1. The Document Foundation:Text Flow

    https://help.libreoffice.org/latest/en-US/text/swriter/01/05090300.html

    確認日:2026-10-03

    通常の連続表。巨大行・結合セル・入れ子を万能に解消しない。

出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。