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InDesignのパターン別文字書式

InDesignで本文中の管理番号を自動で強調する|正規表現スタイルの範囲確認

出典確認日 2026-10-02 · 条件と適用範囲を明示

本文の途中に何度も出てくる管理番号を、入力のたびに選び直さず強調したい。InDesignの正規表現スタイルは、指定した文字のパターンに文字スタイルを適用できます。今回は「〈PR-042〉」のような、決まった形の番号だけを扱います。

強調したい文字列の形を先に決める

作業用文書へ「添付〈PR-042〉を読み、〈PR-105〉を確認します。」という段落を用意します。この二つの番号は架空の教材です。山括弧、半角のPR、半角ハイフン、半角数字三桁を合わせた文字列を強調対象にします。

段落先頭から区切り位置までを変える先頭文字スタイルとは異なり、今回は文の途中でも同じ形を見つけるのが目的です。番号そのものを修正したり、有効な管理番号か照会したりする処理ではありません。

文字色だけの文字スタイルを用意する

「ウィンドウ」→「スタイル」→「段落スタイル」から新規段落スタイルを作り、「資料本文・番号強調」と名付けます。その設定の「正規表現スタイル(GREP Style)」で、新しい規則を追加します。

「スタイルを適用」で既存の文字スタイルを選ぶか、新規文字スタイルを作ります。練習では「番号の色」と名付け、本文と見分けられる文字色だけを指定します。意図しない文字サイズや別書体まで一緒に指定していないか確認します。

対象パターンを指定し、段落スタイルを適用する

「テキスト(To Text)」の欄へ、〈PR-[0-9][0-9][0-9]〉を入力します。[0-9]は半角の0から9の一文字分で、それを三つ並べた説明用のパターンです。先頭と末尾の山括弧も含めて強調します。

設定を確定した後、対象の段落へ「資料本文・番号強調」を適用します。スタイルを作っただけで文書全体へ働くわけではありません。この例の期待結果は、段落内の〈PR-042〉と〈PR-105〉の二か所が強調されることです。

一致しない例も同じ段落で試す

同じ段落スタイルの練習段落に、桁数や接頭辞が違う文字列を加えます。二桁・四桁・別の接頭辞・全角数字は今回の規則の対象外です。見える文字が似ていても、同じ形の文字列として扱わない設計にしています。

この確認例は本稿独自のものです。実際のInDesignで一致するものとしないものを確認し、番号を一つ編集したときにも強調の範囲が追従するか試します。書式だけを見て、番号の内容まで正しいと判断しないでください。

一致しない例も同じ段落で試す:確認例
例期待
〈PR-042〉括弧を含めて強調
〈PR-12〉対象外
〈PR-1234〉対象外
〈QR-123〉対象外
〈PR-123〉対象外

対象段落と、印刷したときの区別を確認する

思わぬ場所が強調された場合は、その段落に同じ段落スタイルが付いているか、規則を広げすぎていないかを見ます。やめる場合は、その段落スタイル内の今回追加した規則を見直します。別の原稿でも使う共通スタイルを変更する前に、適用先も確認してください。

完成PDFで、番号の文字が読めるか、色に頼らなくても山括弧とPRで識別できるかを見ます。自動書式は作業を補助するものです。原稿の番号一覧と照合し、誤った番号を目立たせただけになっていないかを確認して仕上げます。

あわせて確認する

参考資料

  1. Adobe:InDesign での正規表現スタイルの作成

    https://helpx.adobe.com/jp/indesign/desktop/format-and-style-text/text-styles/create-grep-styles.html

    確認日:2026-10-02

    公式は機能と設定手順の根拠。PR番号と正負の例は独自教材。Python regexテストをInDesign実行としない。

出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。