InDesignで脚注を付ける|参照番号と注釈、改訂後の対応を確認
本文の語句へ番号を付け、紙面下部に補足説明を置くなら脚注を使います。上付きの数字と小さな文字枠を別々に作る方法ではありません。デスクトップ版InDesignで、一つの文書・一続きの本文・一段組みを対象に説明します。
本文側の挿入点から脚注を入れる
文書のコピーで、注釈を付けたい語句の直後へ挿入点を置きます。「書式」→「脚注を挿入(Insert Footnote)」を選び、脚注領域へ説明を書きます。例は「配布数」に対する「配布済みの冊子を数えた値です」という補足です。
本文の参照番号と下部の注釈が対応します。本文側へ数字を手入力したり、下部へ独立したテキストフレームを作ったりするのとは構造が違います。まず一か所で、本文から注釈へたどれることを確かめます。
番号の形式と、再開する条件を決める
「書式」→「ドキュメント脚注設定(Document Footnote Options)」で番号と書式を開きます。この例は1、2、3という形式、開始番号1とし、途中のページごとに番号を再開させない設定にします。
毎ページ1へ戻って困るときは、数字を書き換える前に再開条件を確認します。また、ブックにまとめた複数文書の脚注番号が自動で続くとは限りません。単一文書の設定を、文書間の通し番号へそのまま広げないでください。
二つの脚注の間へ一つ追加してみる
離れた二か所へ脚注を入れ、その間へ第三の注釈を追加します。連番設定なら、後ろの参照番号も順序に応じて変わるかを確認します。先の説明をA、後の説明をBとすれば、新しいCを間へ入れる試験です。
点検するのは数字の並びだけではありません。追加前のBの説明が、更新後も同じ語句に対応することを読みます。番号が変わったことを、説明が消えたり意味が変わったことと取り違えないようにします。
| 注釈の内容 | 追加前 | Cを間へ追加した後 |
|---|---|---|
| Aの説明 | 1 | 1 |
| Cの説明 | 未作成 | 2 |
| Bの説明 | 2 | 3 |
長い注釈は、下部の領域と本文を点検する
注釈を増やすと、本文と脚注の紙面配分も見直す必要があります。脚注設定のレイアウトには、最初の脚注の前や脚注間の間隔があります。空行を何度も入れて位置を合わせる前に、設定を確認します。
長い脚注を次の段やフレームへ分けるかは、分割を許可する設定にも関係します。小さな文字で無理に押し込まず、本文と注釈の末尾、続き、文字あふれを点検します。今回は段抜き脚注や複雑な回り込みは扱いません。
PDFでも本文から注釈へたどる
完成版は、本文の参照番号と注釈を対にして読みます。不要になった説明が残っていないか、出典の補足なら何を裏付けるものかまで確認します。番号が動作したことだけで、内容も正しいとは判断しません。
出力PDFでは最初と最後の脚注、長い脚注の続き、本文末尾を確認します。本文を後から差し替えた場合も、番号の対応と収まりを再確認してから印刷する版を確定します。
次に確認すること
脚注を二つ作り、間へ一つ追加して番号と説明の対応を点検します。連番条件と下部の収まりを確認し、完成PDFでも本文から注釈へたどります。
あわせて確認する
参考資料
- Adobe:Create and manage footnotes
https://helpx.adobe.com/indesign/desktop/indexes-and-references/footnotes-and-endnotes/create-and-manage-footnotes.html
確認日:2026-10-02
一つの文書・単一ストーリー・一段組み。実機操作未実施。
- Adobe:Change footnote numbering and layout options
https://helpx.adobe.com/indesign/desktop/indexes-and-references/footnotes-and-endnotes/change-footnote-numbering-and-layout-options.html
確認日:2026-10-02
単一文書の番号・下部領域の点検だけを採用。
出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。