Illustratorの途切れた線をつなぐ|端点の連結と閉じる操作の違い
二本の線を近づけても、端点が連結された一本のパスになったとは限りません。Illustratorでは端点を選んで連結できますが、離れている点の間には線分が追加されます。ここではデスクトップ版で、塗りなし・同じ線設定の単純な開いたパス二つを扱います。
どことどこをつなぐのか、拡大して確認する
枠線の一部が途切れた図を例にします。元の図を残したコピーで、欠けた箇所を拡大し、接続したい端点を二つ見つけます。交差した線の途中や、別の飾り線を端点だと思い込まないようにしてください。
二つのパスの線の色や太さもそろえておきます。連結した結果は選択内で最も上にあるパスの外観を引き継ぎ、複雑なスタイルが失われる場合があります。まず単純な線で確認し、ブラシや効果を使った絵をまとめて処理する説明にはしません。
端点を二つ選び、連結する
ダイレクト選択ツールで、接続したい端点二つを選びます。重なった端点は、その周辺だけを囲って両方を選びます。次に[オブジェクト]→[パス]→[連結]、またはCtrl+J(MacはCommand+J)を使います。
端点が離れていれば、その間を埋める線分ができます。接続後は、斜めの短い線が意図せず増えていないかを確認します。隙間が消えれば何でもよいのではなく、欲しい輪郭を通る接続になったかを見る作業です。
連結は、自動で滑らかな曲線にする処理ではない
開いたパスの連結はコーナーとして行われます。もともと曲線だったからといって、接続点で自然に滑らかになるとは限りません。必要なら接続点やハンドルを別に調整します。
複数のパスを一度に選ぶと、近い端点同士を探して接続する処理が入ります。今回の修正箇所が一つなら、図全体を選ばず二端点へ対象を絞った方が結果を追いやすくなります。グループ化で一緒に動かせる状態と、端点がつながっている状態も区別します。
閉じる場合だけ、残った端点も確認する
一本の開いたパスを対象に連結すると、閉じたパスになります。U字の線の上側を開けておきたい場合には、閉じる操作は不要です。新しい線分で開口部を塞いでしまわないようにしてください。
輪郭を閉じたい場合は、最後の接続部分も拡大し、余分な斜線や二重の線がないか確認します。保存後の出力では、修正した角とその前後の線を続けて見ます。太い線で隙間を覆う代わりに、輪郭のつながりそのものを直せたかを確認して仕上げます。
次に確認すること
修正する二端点だけを選び、連結後に追加線分と角を確認します。輪郭を閉じる必要がある場合だけ残りの端点も扱い、元の開口部を意図せず塞がないようにしてください。
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参考資料
- Adobe:How to adjust path segments in Illustrator
https://helpx.adobe.com/ie/illustrator/using/adjust-path-segments.html
確認日:2026-10-02
出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。