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Officeの印刷準備

Excelのエラーを印刷時だけ空白にする|数式を直す操作との違い

出典確認日 2026-09-25 · 条件と適用範囲を明示

Excelでは、セルのエラーを印刷するときだけ空白や「--」に変える設定があります。ただし、これは数式を修正する機能ではありません。まず計算内容を確認し、表示を変える目的が明確な場合にだけ使います。Windowsデスクトップ版Excelの手順です。

空白にする前に、計算の間違いと意図した未入力を分ける

例えば、まだ売上を入力していない月の比率にエラーが出ていて、提出用の紙では未入力と分かる形にしたい場合があります。一方、参照先を誤っていて本来出るべき数字が計算できていないなら、隠すより先に数式を直す必要があります。

印刷した紙しか見ない人には、空白が「対象外」「未入力」「計算できなかった」のどれなのか分かりません。提出物で表示を省く場合も、必要に応じて注記を添えます。空白へ変えたことを、計算結果の承認やエラー解消として扱わないでください。

「セルのエラー」の印刷方法を指定する

対象のシートで「ページレイアウト」からページ設定ダイアログを開き、「シート」タブへ進みます。セルのエラーの印刷方法(Cell errors as)を選び、表示どおりに出すか、別の表現にするかを指定します。

Microsoftの説明では、空白、二重ハイフンの「--」、「#N/A」を選べます。この項目は印刷時の表現です。セルに入っている数式を書き換える操作とは区別してください。対象のエラーの場所を控えておくと、変更後に同じ箇所を点検できます。

セルエラーの印刷表現と注意点
設定紙を読む人への見え方
表示どおり元のエラー表示が残る
空白エラーの文字を省く。未入力と混同しない説明が必要な場合がある
--二重ハイフンに置き換える。記号の意味を共有する
#N/A#N/Aとして出す。元のエラー原因がすべて同じという意味ではない

「#####」や任意の文字を隠す設定とは違う

この項目を、印刷したくない内容を何でも消す機能として使わないでください。特に「#####」が並ぶ表示は、列幅などを確認する別の問題です。単に幅が足りないのにエラー印刷の設定を変えても、必要な数字を読みやすくする確認にはなりません。

また、元の表でもエラーの代わりに説明文を返したい場合は、数式側で何を返すべきかを検討する別の作業になります。印刷だけを変えたいのか、ブックを受け取る人にも別の値を見せたいのか、目的を先に分けましょう。

設定前後を同じセルで比べる

印刷プレビューで、控えておいたエラーの場所を確認します。目的の表現へ変わったかだけでなく、近くの小計・合計や注記が読めるかも見てください。例えば空白にした月があるのに、年間合計まで確定した数字のように見えないかを点検します。

確認後はシートへ戻り、元のセルがどの状態だったかを再確認します。設定を変えた紙面と、計算の状態を別々に管理するためです。空白を選んだら印刷するページ自体も省かれるはず、と期待せず、出力枚数はプレビューで確認してください。

提出前の完了条件を「きれいに見える」だけにしない

完了の目安は、原因を確認したうえで表示方法を選び、受け取り側が空白や記号の意味を誤解しないことです。計算の誤りが未解決なら、見た目が整っても提出準備が終わったとは考えません。

最後に問題のあったページを少量で出力し、必要なら注記と合わせて確認します。次回の印刷でもこの設定を使い続けるかは別に判断し、不要なら表示どおりに戻してください。

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参考資料

  1. Microsoft:Page setup

    https://support.microsoft.com/en-us/excel/page-setup

    確認日:2026-09-25

    印刷時の表現と数式の修正を区別。空白指定を正常値・ゼロ・エラー解消の根拠にしない。

出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。