Excelの印刷を横だけ1ページに収めたい|文字を小さくしすぎない設定
表の右端だけが次の紙に出るときは、「シート全体を1ページ」よりも、横幅だけを1ページに合わせる設定から試します。Windowsデスクトップ版Excelでは、幅を「1ページ」、高さを「自動」にします。縦に長い表まで1枚に押し込まないので、不要な縮小を避けながら列をそろえられます。
幅1ページ・高さ自動にすると何が変わるか
Microsoftの案内では、「ページ レイアウト」の拡大縮小に関する設定で、幅を1ページ、高さを自動にすると、列は1ページに入り、行は複数ページに続く場合があります。高さも1ページにすると、縦方向の長さも収めるために縮小され、文字が小さくなることがあります。
この「1ページ」は画面上のズーム率ではなく、紙に出すときの設定です。画面で表を大きく表示し直しても、印刷時の小ささを直したことにはなりません。
この節の参照:Microsoft
縮める前に、印刷する列と紙の向きを見直す
まず表以外のメモ列や空いた領域を印刷範囲に含めていないか確認します。必要なセル範囲を選び、「ページ レイアウト」から印刷範囲を設定したうえで、用紙サイズと縦・横の向きを決めます。列が多い表では横向きが候補になります。
その後に幅1ページ・高さ自動を設定し、印刷プレビューで右端の列と倍率を確認します。この手順はデスクトップ版Windowsの例です。Web版やMac版でボタンの場所が違う場合、同じ役割の設定を確認し、画面名だけを機械的に当てはめないでください。
この節の参照:Microsoft
表示された倍率から、文字がどのくらい縮むか見当をつける
下表は12ptの文字が一様に縮小された場合の単純な換算です。60%なら12×0.6=7.2pt相当です。フォントの種類、線の太さ、紙、視力などは含んでいないため、「8pt以上なら必ず読める」といった判定には使いません。
倍率が低すぎると感じたら、幅1ページを守ること自体を見直します。必要な列を減らす、列幅や改行を整える、大きな用紙を使う、列を意味のあるまとまりで分けるなど、情報を保ったまま読める形にします。
| 印刷倍率 | 換算した文字サイズ |
|---|---|
| 100% | 12pt |
| 80% | 9.6pt |
| 60% | 7.2pt |
2枚目にも見出しを出し、最後の行まで点検する
縦に複数ページへ分けるなら、2枚目以降にも列名が必要です。「印刷タイトル」でタイトル行を指定します。1行目だけなら「$1:$1」、1〜2行目なら「$1:$2」が指定例です。これは画面のスクロール時に行を固定する機能とは別の設定です。
プレビューでは最初だけでなく、2ページ目と最後のページも確認します。途中のページで項目名が分からなくならないか、必要な注記や合計が欠けないかを見てください。なお、ページ数に合わせる設定では手動の改ページが無視される場合があるため、以前の区切りが残る前提で進めないことも大切です。
次に確認すること
必要範囲・用紙・向きを決めてから、幅1ページ・高さ自動を設定します。文字が読めるか、2枚目の見出しと最終行が出るかを試し刷りで確認します。
出典と前提
出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。