PDFに白紙を挿入して章を表面から始める|両面印刷のページ順を確認
次の章だけ紙の裏側から始まってしまう資料は、章の前へ白紙を一ページ入れると、表側へ送れる場合があります。Acrobatで編集できる自分のPDFをコピーし、実際のページ順から必要な位置を決めます。小冊子印刷の面付けではなく、一つのPDFページを紙の一面に出す両面資料の話です。
先頭ページが紙の表になる条件で数える
ここでは、PDFの先頭を最初の紙の表へ印刷し、その次を裏へ出すとします。この条件では、PDFの順番が1・3・5のような奇数のページが表、2・4・6のような偶数のページが裏になります。表紙を別の用紙で追加する場合や、複数ページを一面へまとめる場合は、そのまま当てはめません。
使うのは紙面に印字されたページ番号ではなく、PDFの先頭から数えた順番です。表紙や目次も含めて数えます。白紙を入れる前に、各章の開始ページをサムネールの内容と照合し、すでに意図した白紙が入っていないかも確認してください。
白紙一ページで、後ろのページの表裏が変わる
たとえば、次の章の前に五ページ分の内容がある場合、章はPDFの6ページ目なので、この条件では紙の裏から始まります。章の直前へ白紙を一ページ入れると、白紙が6ページ目、章の先頭が7ページ目となり、表側から始まる並びになります。
白紙はページ数に含まれるため、その後ろの章の表裏も変わります。章が何個もある資料では、最初に決めた挿入位置を一度に当てはめず、前の章から順に完成後の順番を確かめます。すでに表側から始まっている章の前へ白紙を足すと、かえって裏側へ移ることもあります。
Acrobatで挿入位置を指定する
コピーしたPDFで[すべてのツール]→[ページを整理]を開き、[挿入]から[白紙ページ]を選びます。挿入先のダイアログで、基準にするページと、その前・後のどちらへ入れるかを指定します。対象の章の直前に入る設定か、確定前に読み返してください。
挿入後はサムネールで「前章の末尾・白紙・次章の先頭」が並んでいるか確認します。白紙の用紙寸法も周囲のページと照合し、別の用紙として出てしまう設定になっていないかを見ます。本稿では、挿入する白紙が常にA4になるとは決めつけません。
印刷設定を合わせ、章の前後を試し刷りする
白紙を含むPDFとして別名保存し、開き直してページ順を確認します。章や目次へ手入力したページ番号がある場合、挿入だけで修正されたと思わず、必要な番号を別に照合してください。ページの追加と、紙面に書かれた参照情報の更新は別の作業です。
印刷時は一ページ一面の両面設定を選び、白紙を省くような設定がないか、利用する印刷経路で確認します。まず先頭から対象の章の開始までなど、表裏の対応が分かる少量を出し、めくる向きも含めて確かめます。白紙がPDFにあることだけで、すべての機器の出力順までは保証されません。
次に確認すること
PDFの実際の順番で章の開始面を数え、必要な章の直前へ白紙を挿入します。保存後に前後の内容を照合し、通常の両面印刷で表裏を試してから残りを出してください。
あわせて確認する
参考資料
- Adobe:白紙ページの挿入
https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/desktop/edit-documents/combine-files/insert-blank-page.html
確認日:2026-09-28
一つのPDFページを紙の一面へ出し、先頭が表という明示仮定で表裏を計算する。白紙寸法の自動決定、ドライバーの白紙処理、冊子面付けを保証しない。
出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。