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PDF内の移動と確認

配布PDFに章のしおりを付ける|Acrobatで移動先を確認する

出典確認日 2026-09-27 · 条件と適用範囲を明示

長いPDFを画面でも配るなら、章へ移動できるしおりがあると、必要な説明を探しやすくなります。Acrobatでは、表示しているページや位置を移動先として登録できます。ここでは編集が許可されたPDFをデスクトップ版Acrobatで開き、通常のしおりを手動で付ける方法を扱います。

紙面の目次と、画面で使うしおりを分ける

今回作るのは、しおりパネルから章へ移動するための項目です。本文の先頭へ目次ページを追加する作業や、紙面のページ番号を付け直す作業ではありません。印刷した紙にも目次が必要なら、しおりの一覧があることだけで代用したつもりにならず、PDF内に目次のページがあるかを確かめます。

最初に作業用のコピーを用意し、追加する章名とその先頭ページを照合します。しおりを追加できるかは文書のセキュリティ設定にもよります。操作できない文書を無理に変更するのではなく、作成者へ編集可能な資料や、しおり付きの版を依頼してください。

章の先頭を表示して、新しいしおりを作る

しおりのアイコンからパネルを開き、移動先にしたい章の先頭ページを表示します。見出しが確認しやすい位置と倍率に整え、選択ツールで見出しの文字を選びます。しおりパネルのオプションから[新規しおり]を選ぶと、選択した文字を名前として使えます。作成後、名前を読みやすく整えます。

項目名は、移動先の内容が分かる章名にします。「次のページ」など、その場でしか意味が通じない名前は避けます。新しいしおりを置く順序も確認してください。既存のしおりを選ばずに作ると、一覧の末尾へ追加されます。章の順序と一覧の順序がそろっていると、移動先を点検しやすくなります。

名前が正しくても、移動先は別に直す

「第3章」という名前なのに第2章へ飛ぶ場合、名前を変更するだけでは移動先は直りません。修正するしおりをパネルで選び、その状態で文書内の正しい場所へ移動します。必要な表示倍率に調整し、オプションの[移動先を設定]に相当するSet Bookmark Destinationを使います。

移動先を設定する項目が見つからない場合は、既存のしおりを選んでいるかを確認します。Adobeの説明では、選択したしおりがあるときに表示される項目です。名前と移動先を一組として確認し、似た章名の別のしおりを書き換えていないかも見てください。

保存後に、作ったしおりを一つずつ開く

保存してPDFを開き直し、追加・修正したしおりを一つずつ選びます。章の名前と移動先の見出しが一致するか、見出しより下へ飛んで内容が分かりにくくなっていないかを確認します。PDFのページを差し替えた場合も、しおりの名前だけを眺めて確認済みにせず、実際の移動先を見直します。

章と節を親子に整理する場合も、ここで扱う通常のしおりの階層を変えることと、本文ページを移動することは別です。不要な親しおりを削除すると、その下のしおりも削除されるため、残す節がないか先に確認します。本稿は通常のしおりが対象で、文書の構造を編集するタグ付きしおりの操作は含めません。

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参考資料

  1. Adobe:Page thumbnails and bookmarks in PDFs

    https://helpx.adobe.com/acrobat/using/page-thumbnails-bookmarks-pdfs.html

    確認日:2026-09-27

    手動の通常しおり。タグ付きしおりの構造編集、外部リンクやコマンド実行は対象外。

出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。