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折って仕上げる印刷物

A4の三つ折りパンフレットは99mmずつ? 巻三つ折りの幅と読む順番を確認

出典確認日 2026-09-22 · 条件と適用範囲を明示

A4の長い辺297mmを3で割ると99mmですが、三つ折りのデータをすべて99mmずつで作ればよいわけではありません。内側へ折り込む巻三つ折りと、交互に折るZ折りでは、面の幅の考え方が違います。折り方と注文先のテンプレートを先に決め、紙の見本で表裏の順番を確かめましょう。

巻き込む折り方か、Z形に開く折り方かを決める

巻三つ折りは、一面を内側に折り込んで包む形です。外三つ折り、またはZ折りは、互い違いに折って開く形です。同じ「三つ折り」という名前だけでデータを作ると、内側へ入る面や読み進め方を取り違えます。

マツオ印刷の展開A4の案内では、巻三つ折りの仕上がりは100×210mm、外三つ折りは99×210mmです。これは同社商品の説明です。自分で折る場合や別の会社へ頼む場合も、仕上がり名だけでなく、展開寸法と折り方を確認します。

巻三つ折りは、内側へ入る面を短くする

マツオ印刷は、紙の厚みを考慮し、内側へ入る面を2〜3mm程度短くするよう案内しています。三面が同じ幅だと、折り込む面が収まりにくくなるためです。短くする側はデザインの見た目ではなく、実際に内側へ入る面で決めます。

計算例として、展開幅297mmを100mm・100mm・97mmに分けると合計297mmです。これは仕組みを説明する仮定の配分で、すべての会社に共通する指定でも、注文先のテンプレートを確認した結果でもありません。実際の面幅、折り位置、紙の条件は注文先の指定を優先します。

展開幅297mmを分ける計算例
考え方面幅の例合計
三等分する計算99+99+99mm297mm
内側を短くする仮定の計算100+100+97mm297mm

白紙を折ってから、表紙・裏表紙・内側を決める

文章を流し込む前に、白紙を予定の折り方に折ります。閉じた状態で表紙と裏表紙に印を付け、開きながら見せたい内容を書き込みます。その紙を広げると、表側と裏側のどの面へ配置するかを確認できます。

最初から画面の左から右へ1・2・3と並べて、折ったときも同じ順に読めると決めないでください。開く向きによって配置が変わります。見本には天地も書いておくと、裏面が上下逆の出力や、折込み面の取り違えを見つけやすくなります。

折り位置と塗り足しは、別の線として扱う

用紙の外側を断裁するための塗り足しと、紙の途中で折る位置は役割が違います。三面の間に塗り足し幅を機械的に足して、展開寸法を変えないでください。折り位置は注文先のテンプレートの指定に合わせます。

小さな文字や二次元コードなどは、折り目にかかると読みにくくなる場合があります。どこまで離すべきかを本記事で一律のmmにせず、紙の厚さ、加工条件、注文先の注意事項に合わせます。折り目をまたぐ写真は、折った状態で重要な部分が隠れないかも確認します。

両面を試し刷りし、折った状態で通して読む

まず対応する普通紙で表裏を出し、白紙で作った見本と同じ向きで折ります。表紙から開いて、説明が自然につながるか、裏面が逆さにならないか、内側の面が無理なく入るかを確かめます。

普通紙で順番を確認できても、厚みや加工が違う本番用紙の仕上がりまで保証したことにはなりません。印刷会社へ頼む場合は、面の並び、天地、面幅をテンプレートと照合します。完成条件は展開したA4がきれいなことではなく、折って読むときにも内容と形が合っていることです。

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参考資料

  1. マツオ印刷:A4折パンフレット:巻三つ折・外三つ折など

    https://www.matsuo-print.com/option/ori/a4/

    確認日:2026-09-22

    同社の展開A4商品の説明です。注文先のテンプレートを優先してください。

  2. マツオ印刷:巻三つ折りパンフレットを作る時の注意点

    https://www.matsuo-print.com/maki_3ori/

    確認日:2026-09-22

    紙厚を考慮した同社の折り寸法案内。全社共通の加工公差ではありません。

出典は各記事の判断に必要な範囲で参照しています。機種・アプリ固有の操作は、他の環境で同一になることを保証しません。条件を置いた計算例と、メーカー等が明示した仕様を区別してください。